世界びっくりカーチェイス2
カメラの準備はいいか?

皆様からの交通安全情報をお待ちしております。

Back Number
2024/Text No.070


トラックの無謀な右折によって起きた白バイ隊員殉職事故 被告に有罪判決 然るべく



当サイト情報提供者の方より頂いた苫小牧市柏原 道道129号画像。ありがとう
ございます。撮影は9月13日。この先の丁字路交差点で3年前の同じ日、
札幌交機所属の白バイ隊員がトラックの無謀な右折によって事故に巻き
込まれて殉職するという事故が起きた。当初はトラックの運転手は不起訴と
なったが、白バイ隊員の遺族の方の故人の無念を晴らしたい一心で再審請求が
なされ、トラックの運転手は起訴された。


事故当時の状況はこうなっている。白バイが速度違反の車両を追尾中に
問題の丁字路でトラックがインカット右折。白バイはトラックの予期せぬ
動きに減速と回避が間に合わずにトラック後輪のフェンダーに衝突。
白バイは赤色回転灯を点灯させた状態であった。


この画像は3年前の事故翌日に撮影された現場。トラック側から見た
ものになる。トラックの運転手は「白バイは見えなかったし、白バイが
高速で向かってきている事が事故の原因で、こちらには落ち度が無い」
として無罪を主張。トラック側から白バイが見えなかったというのは、
不可抗力だったのか、それともトラック運転手の注意義務違反だったのかが
裁判では争点となった。


再び今年9月13日撮影の現場。今度は白バイ側から見た光景。現場は
見通しの良い道路である事が判る。「だって見えないものは見えない
もん!」と言い張るトラック運転手に対して検察側が用意した証人は、
上記図面で丁字路を道道129号へ右折で合流しようとしていた一時停車
車両のドライバー。そのドライバーは本線をそれぞれ走るトラックも
白バイもはっきりと見えていたと証言。その証言がなされた後、トラック
の運転手は証言を一転させ「なんか黒い影が見えたかも」と主張。
この証言を翻した事については後述する。


地裁での判決はトラックの運転手の主張を退けて有罪判決が出た。これは
当然の結果。根拠となる判決の主文を要約すると、

1. 遠くから向かってきている白バイの姿はかなり手前からハッキリと
見えており、それは一時停止車両のドライバーの証言から客観的に
見て間違いないと言える。また、被告については当初は白バイが見え
なかったと証言していたものの、途中からその証言を翻しており、
その証言において信憑性は無い。

2. 白バイ側が高速で向かって来ているのだから、注意義務や回避義務
は無いとする被告の主張であるが、そもそも白バイが法定速度で走行
していたとしても、被告が運転するトラックの大きさと右折時の速度を
考慮すると事故となる事がトラックと白バイ双方のドライブレコーダーの
記録から判る。よってその主張に合理性は認められない。そもそも交差点
を内小回り(インカット)にて右折している点は本件事故において大きな
要因の一つと言える。※ちなみにトラックがどれほど大きいかと言うと、


これぐらい大きいです。これでインカット右折したのかよ。やべぇだろ。

3. 白バイが出していた速度によっては死亡事故にならなかった可能性は
否めないが、白バイ隊員は職務執行中であり、その点においてなんら
過失は認められない。


被告が有罪判決を受けた事は全くもって然るべく結果。白バイが見え
なかった事を白バイ側に原因があるとして無罪を主張するやり方自体に
そもそも無理があったし、何より途中で証言を一転させた事が裁判官の
心証を非常に悪くさせた。これはひとえに弁護人の能力に起因する部分も
あり、それは今回の地裁判決を受けて被告側が控訴している点からも
うかがえる。被告側に有利な新証拠があるなら別だが、それが無い限り
控訴自体が棄却される可能性も高い。そういう点からも弁護人の能力が
計る事ができる。本件は被告が有罪となり、白バイ側に過失が無いとの
判決が出た事で白バイ隊員の名誉は守られた。それは本当に良かった。
控訴も棄却される事を切に願う。



当サイト情報提供者の方より頂いた220系クラウン警護覆面画像。ありがとう
ございます。大阪府警本部から出てくる愛知県警所属警護覆面という画が
また面白い。グリル内部には前面警光灯。加えて助手席側ドアミラーには
ナビミラー装備。この「覆面なのにナビミラー装備」というのが警護覆面
の特徴。



当サイト情報提供者の方より頂いた交通規制画像。ありがとうございます。
撮影は道央道 輪厚PA付近。渋滞の中規制を進む。


対向車線で事故。ネクスコの車両が処理の為にこちらに展開しているので
こちらも規制がかかっているという事だ。


渦中。ガードロープに車体を削って頓挫。


右前輪はどこかへ置いてきたようだ。


エアバッグも作動しており、これはもう廃車コースまっしぐら。
ドライバーはまだ車内にいて携帯電話でお話し中。あるあるの光景。


引き裂かれるという表現がまさにピッタリだ。


事故の詳細、原因は不明。だが事故の恐ろしさは充分に伝わってくる。
明日は我が身。気を引き締めて運転に臨みたい。今後も皆様からの
現場画像をお待ちしております。



当サイト情報提供者の方より頂いたラリー北海道2024画像。ありがとう
ございます。帯広市北愛国交流広場に設けられた「パルクフェルメ」の
光景。パルクフェルメとはスタート地点でありゴール地点であり、ピット
作業を行う場所。奥に見えるテント群は各チームのピットゾーン。


スバルピット。


そこでは石田貴之選手が駆るアウディTT APPREN CVSTOSが整備を受けて
いた。スバルチームとよしみがあるという事なのだろう。


スバルブースでアウディのマシンが整備を受けているのが興味深い。


整備を終えて競技区間であるSSへと向かう同マシン。


足元のマッドフラップはチームアライ製。スポンサーステッカーが
ほとんど貼られていないラリーマシンもまたかっこいい。


こちらは出店ブース。


ダンロップとトーヨータイヤのブース。


2代目86。黄色のボディーカラーが鮮やか。


3代目トライントン。こちらは青色と黒色のツートン。バンパーや
ルーフに追加された補助灯がカッコいい。


GRヤリス ラリー2。FIA規定仕様にのっとった競技車両仕様のGRヤリス。
WRC2カテゴリへの参戦が可能。


不整地を走破する為にサスペンションのストロークを大きくとった
セッティングでの展示。


三菱による3代目トライトンの走破性体験アトラクション。


ドライバーを務めるのはチーム三菱ラリーアートの増岡浩総監督。
ダカール・ラリー2002年、2003年において日本人初の総合優勝2連覇を
果たしたレジェンド。同監督の運転するトライトンに同乗してその
走りを体験できる。


不整地に見立てた障害を転倒やスタックする事なく乗り越えていく。
タイヤが一つ浮いても残りのタイヤがトルクを伝える。


路面追従性の高さが判る一枚。


アトラクション最大の目玉がこちら。最大傾斜45度を登坂する。
参加者にアプローチ方向を前進か後進かを選ばせてくれるとの事。
前進だと空しか見えなくなるので、ほぼ全員が後進を希望する。


「急坂45度キット」と呼ばれるトレーラーが作る崖を登る。この時、
アクセル操作は行われず、クリープ現象のみで登坂していく。


見事登りきる。


これは凄い。トライトン、かっこいいなぁ!


こちらは陸上自衛隊からの出展。軽装甲機動車の体験搭乗アトラクション。


ルーフハッチを開けての眺めは気分いいだろうなぁ。


ここからはSSでのマシンたちを見ていこう。こちらも当サイト情報
提供者の方より。撮影は第2レグSS11「SSSイケダ」でのもの。こちらは
ゲスト車両のヤリスWRCによるデモ走行。


こちらもスペシャルゲストによるデモ走行。「ST185セリカ 4WDターボ」
を駆るのはユハ・カンクネン選手。1986年のWRCで初優勝し、その後も
3度に渡りWRCを制覇したレジェンド。1993年に優勝を飾った際には
このST185セリカで戦った。31年の時を経て再びSSを攻める。素晴らしい
光景だ。


奴田原文雄選手の駆るADVAN KTMS GRヤリスラリー2。赤色と黒色の
アドバンカラーが素晴らしい。


新井敏弘選手の駆るSUBARU WRX S4。リエゾンでの姿もいいが、やはり
全開走行時の姿は痺れるねぇ。


鎌田卓麻選手の駆るWinmaX DL シムス WRXSTI。巻き上がる土煙、
そこに浮かび上がるマシンの姿。痺れる。


勝田範彦選手の駆るGR YARIS Rally2。コース外からの姿勢制御。


竹岡圭選手の駆る圭rp×TOYOTIRE×三菱トライトン。先程の45度登坂で
デモを行うだけでなく、こうして競技にももちろん投入されている。
ショッキングピンクのカラーリングが印象的。


番場彬選手の駆るCUSCO YHジオランダー HILUX。トライトンにしろ
このハイラックスにしろ、ピックアップトラックのドリフトシーンは
これまた迫力がある。いいですなぁ。次回以降もラリー北海道2024
記事をお送りします。



当サイト情報提供者の方より頂いたCB1300P白バイ画像。ありがとう
ございます。旭川交機所属機。これは旭川市南6条通19丁目で発生の
死亡交通事故の処理の支援で臨場。処理がひと段落したので引き上げの
最中の様子。※走行中の撮影。


さよーならー。こちらは事故現場へ向かう。


という訳で事故現場。おやおや、旭川交機所属210系クラウン覆面が
まだ現場に残っていましたか。しかし程なくして撤収。


当然こちらはついていく。※走行中の撮影。はい、赤色回転灯しまって
くださいね。周りに覆面だってバレてしまいますからね。


住宅街をアミダババァのごとく走行。逆追尾なんてされた事ないん
だろうなぁ。そうだよね(笑)。


ナンバーは「旭川300 は 50-61」アスリートSなのにハイマウント
ストップランプが4灯仕様なのは押さえておきたいディテール。
この後この覆面は旭川方面東署に逃げ込む。想定内。ここでこちらは
一度姿を消し、追尾を諦めたように見せる。


泳がせて数分、署から出てきた所を撮影。判りやすい。本当に判りやすい。


署に逃げるという事は車を前からも撮影されてしまうという事。
ありがとう。そしてありがとう。


前述したように今回の撮影劇は旭川市南6条通19丁目での死亡交通事故が
きっかけ。東署裏手のパトカーワンダーランドにはその当事車両が
運ばれていた。中央のブルーシートで覆われていない車両がそれだ。


この車両が商業施設の駐車場に入ろうと道を横切った際、直進して
きたバイクと接触。バイクの乗員は病院に搬送後死亡。


衝突の痕跡が残る。事故は本当に恐ろしいものだ。


という訳でという事も無いが、旭川に出向いたのはなんだオマエかよ。
という事です。旭川市で起きた女子高校生殺人事件に関して、その被疑者
と捜査担当の刑事が不倫関係にあり、他の警官も同行しての飲食を重ね、
未成年者への飲酒も幇助し、更にはその代金を踏み倒すなどし、更に更に
最悪な事に被疑者へ捜査情報を漏洩していたという事が明るみになった。
しかしその件に関して道警は一切コメントをしていない。面白いねぇ。
そういう事をやってくれるとこちらは図に乗る事ができる。新たな企画が
ここにスタートする。上記の数々の不祥事とそれについてのダンマリを
する旭川の警察を記念して、捜査用覆面の車種をナンバーノーカットで
記事にしていく。捜査用覆面などは事件事故の現場でこそ注目する事も
あるが、署に駐車しているだけでも良好なターゲットとなった。いわゆる
価値が高まったってやつだ。ではさっそく見ていこう。今回は旭川方面
中央署編だ。


中央署は敷地外からのパトカー撮影は容易。今後もあしげく通う事とする。
殺人事件の被疑者に捜査情報を漏洩する事に比べたら、こちらのやってる
事なんて少年探偵団レベルだからねぇ。それに、覆面パトカーのナンバーも
車種もズブズブの相手に伝えてんでしょ。そう思われても仕方がない事
やってんだもの。ありがたいねぇ。


ガイア捜査用覆面「旭川500 と 83-45」


DEデミオ捜査用覆面「旭川500 は 38-18」 黒色の鉄チンホイールが
教科書スタイルで大変よろしい。


240系アリオン捜査用覆面「旭川500 ね 77-47」


C27セレナ捜査用覆面「旭川500 ゆ ・623」 フォグランプレスのセレナを
見たら覆面と期待せよ。


260系アリオン捜査用覆面。同アリオンの見破りポイントの一つはBピラーの
カラーリング。


このようにボディー同色になっている。市販車でもこの仕様は存在するが、
タマ数の少ないマイナーグレード。なのでこのティテールは押さえて
いきたい。


ナンバーは「旭川500 ら 40-58」


敷地のいたる所に標的が。楽しいなぁ! なお、署に出入りする警官が
数名こちらに気付くも一切の声掛け無し。そりゃそうだよね。声掛け
なんてしたらこちらの思うツボだもんね。


GEフィット捜査用覆面「旭川500 ま 50-35」


ナンバー上部のリアガーニッシュがメッキ仕様である事、ホイールが
鉄チン仕様である事、この2点が揃うと捜査用覆面である可能性が
非常に高まる。もちろんこのフィットは捜査用覆面。ご安心ください。


側面に回る。ここにも260系アリオン捜査用覆面。


やはりBピラーはボディー同色。ナンバーは「旭川500 も 85-92」


ユーロアンテナから伸びる同軸ケーブルは署内の雰囲気同様、だらしない
様子となっている。あっぱれ。


ここからは過去に撮影されたもの。これまではモザイク処理をして
記事にしていたが、今回からは旭川方面の捜査用覆面はモザイク無し
で記事にできるのでその点楽になったなぁ。初代アクセラ捜査用覆面
「旭川300 ち 92-41」 安定の鉄チンホイール。


260系アリオン捜査用捜査用覆面「旭川500 め 68-56」 Bピラー、
そういう事だよねやっぱり。


先程登場のDEデミオ捜査用覆面の連番機「旭川500 は 38-17」


4代目ノア捜査用覆面「旭川300 ま ・908」 フォグランプレスの鉄チン
ホイール仕様。今回はこの辺で。まだ旭川東署編が控えているが
それはまたの機会に。本件について警察より何か不都合があるなら
こちらへご一報ください。こちらもうかがいたい事がございます。
皆様からの旭川警察の捜査用覆面画像をお待ちしております。

2024/Text No.069
ラリー北海道2024 その1。軽自動車を定員オーバーで運転してひき逃げ この件について報道されていない幾つかの事柄。三沢基地航空祭2024。





Sponsor Link







Sponsor Link