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2025/Text No.057
北海道マラソン2025号砲 警備等に従事する車両を見ていく その1
当サイト情報提供者の方より頂いた北海道マラソン2025画像。ありがとう
ございます。警察車両撮影イベントが今年もやってまいりました。
号砲前に持ち場に付くそれぞれの関係車両を見ていこう。
札幌機動隊所属の大型人員輸送車。車道を塞ぐバリケードとしては
その大きさからして適役。警備に従事する警官の休憩所としても
活躍する。
テレビ中継のための車両が並ぶ。
例年中継を行うのはUHB。
スタート地点となる札幌市中央区大通公園西3丁目を一区画手前から。
ここにも大型人員輸送車が展開。
スタート地点。車両はもちろん関係者以外もコース上は立入禁止
となっている。なお、北海道マラソンは毎年8月の最終日曜日に
実施されるのがセオリーだが、来年2026年の開催は異例の9月
第1日曜の6日に実施される可能性が出てきている。というのも
2026年の8月最終日曜の30日にニセコで自転車競技の世界大会である
UCI グランフォンド・ワールドチャンピオンシップ 2026が開催
される。そのため道警より、「同じ日に大きな大会2つは認可でき
ない」と北海道マラソン主催者に打診があったという。ちなみに
9月の第1日曜に大会をずらすと今度は大通公園で開催されるオータム
フェスタとぶつかる。同フェスタ主催の商工会議所より開催遅延に
ともなう損失補填の話しが既に出ているそうで、なんだかもう今から
色々大変のご様子。
話しを戻して今年のマラソン。先導役を務める札幌交機所属の
白バイも待機。
規制予告のシートを貼った220系クラウンパンダが待機位置に
付くべく移動開始。
待機位置。これら一連の待機車両は北海道マラソンにさきがけて
実施される「はまなす車いすマラソン2025」に従事のもの。
こちらの210系クラウンパンダには「先行誘導」シート。
規制用のパイロンとバーを設置していく「チーム吉野家」が動く。
※実際には店舗とは無関係。
車いすマラソン従事車両が出発。
先頭は無印210系クラウンパンダ。後続は先行誘導210系クラウン
パンダ。
今年もいよいよ全てがスタートする。長い一日になる。
規制予告220系クラウンパンダ。
本陣。先導はCB1300P白バイ。
しんがり。こちらもCB1300P白バイ。
すすきの交差点を通過していく。
交通規制は続く。
号砲。北海道マラソン2025がいよいよスタート。
毎年恒例、スタートから52秒後の光景。
こちらは昨年2024年の同光景。車両スポンサーは日産。ちなみに
今年はマツダ。
2014年の同光景。車両スポンサーはホンダ。
本陣。
先導はNT1100P白バイ。長らくCBだった先導役が世代交代。
トップ選手のペースを乱さぬように先陣を行く白バイとカメラ車。
怒涛のごとくランナーが駅前通を通過していく。参加者は2万人を超える。
場所を駅前通から創成トンネル上空へ移動。
時計車がトンネルへの道を下っていく。
男子トップ集団。
男子選手に交じり女子トップ選手。
女子審判長車はNDロードスター。カッコいいなぁ。
創成トンネル上空はこんな感じ。選手の皆さんに手を振り声援を送る。
声援に気付いて応えてくれる選手の方も。
優しい世界。いいですなぁ。
創成トンネル上空からの応援は現場警備員のさじ加減で可否が決まる。
今回は「ここでの応援はできません」にならなかったので、この
光景が撮影可能となった。
約2時間後。場所は中央区北1条西4丁目のゴール地点。ゴールと
言っても選手のではなく車両のゴール地点。
おかえりなさい。
2時間以上に及ぶ長丁場。
POLICEマーキングの黒服部隊。
規制予告帰還。キェェェ!!
広報車がコースからはけた位置から広報続行。時計車が戻る。
手前の人物は大会役員。
車両の合間をチョロチョロして何やら指示を出すも、はたから見ると
ただ邪魔なだけに見える。
時計車を中途半端な位置に止めさせ何やら話している。ちなみに
後続にはカメラ車、中継車、先導の白バイが迫ってきている。
チョロチョロ役員が車を足止めさせて道を塞いでいる事に別の
役員が気付く。奥側で両手を上げてこちらを向いている人物。
「早く進ませて! 白バイ来るって! 邪魔だから!」の大声にチョロ
チョロも気付いて、さも判ってましたけどと偉そうに、今度は
向こうに行けと指を差す始末。
必死に声上げてた。相当焦ったと思う。「余計な事すんなよ!」と
絶対思っているだろうな。
チョロチョロの余計な手出しに妨害される事無くカメラ車と中継車帰還。
白バイ帰還。
おつかれさまでした。
これが今後配備が進む新型機なんだなぁ。
マフラーは右側に配置。
マフラーパイプは2本出し。
灯火類は当然ながらLED仕様。切れ長の鋭い目付きを思わせるヘッド
ライトがカッコいい。
赤色回転灯はエアロフォルム。
メーターパネルは液晶仕様。
デザインこそ違えど測定速度表示が最も大きくデザインされているのは、
これまでの白バイ用メーターと同じコンセプト。
小休止して、ゴール地点を後にする。
さよーなら~。
冒頭に登場の大型人員輸送車に加えて機動隊車両2台。
200系ランドクルーザー現場指揮官車。
E25キャラバン遊撃車III型。
クロスバリケード。
暴走車両がいつ突っ込んでくるか判らない。そのためのバリケード。
大会撮影後は恒例の札幌方面中央署駐車場チェック。
セレナ捜査用覆面祭り。今回はめぼしい標的無し。
更に行きがけの駄賃、次は道警本部。
C27セレナ捜査用覆面とE25キャラバン。キャラバンの用途はなんだ
ろうね。今回は見える位置に爆発物処理関係の車両の姿が無かった。
ほぼ捜査用覆面が占める駐車スペース。
手前はインプレッサアネシス捜査用覆面。奥にはT33エクストレイル
捜査用覆面。
エクストレイル覆面のルーフ後方にはユーロアンテナ。
最後はひのでそば。こちらも北海道マラソン撮影時の定番コース。
てんぷらそば。420円。
前述の様に来年の北海道マラソンは、どうやら9月6日に開催がずれ
こむ説が浮上している。だがいずれにせよ来年の同大会も今回同様
色々なシーンを撮影していければと思う。なお、本大会についての
画像は複数の情報提供者の方より画像を頂いている。次回以降の
記事でも大会の様子をお伝えしていく予定だ。
