Back Number
2024/Text No.085
神奈川県警交取覆面「前面警光灯のみ点灯による緊急走行」はなぜ廃止になったのか
当サイト情報提供者の方より頂いた交取覆面どーれだ画像。ありがとう
ございます。いやぁ難しいなぁ。どれが交取覆面なんだろう。手前の
210系クラウンだよ。あ、はい。
神奈川県警第2交通機動隊所属「相模301 も 64-38」おやおや、こいつは
以前にも当サイトに登場した事がある。こいつは前方の車両へ追いつく
際の自車の加速時の速度をストップメーターに記録させる方法で違反
切符を交付した疑いがもたれている警官がかつて乗車していた個体。
事案当時の違反切符の記載内容から、和田うみんちゅ事件と呼称して
いる件。なお、事件当時の詳細については 2022/Text No.029 に詳細が
あるので併せて読んで頂けると幸いだ。
加速中の自車の速度を相手方の違反速度に置き換えてしまうという
やり方は札幌交機の吉本くんが録画機能付きの取締り装置でそれを
やってしまい、後で大変な事になった事件があった。だがこいつが装備
するストップメーターには録画機能はない。ドラレコは装着されている
が、これはそもそも違反ドライバーの言い分を手助けするものではなく、
警察の都合の良い時にだけ使用されるアイテムなので、この場合は
当然ドラレコ画像は非公表となる。
あれからもう2年が経っているんだなぁ。ちなみにこの怪しい取締り
劇の際に、ドライバーが取締りの経緯を訪ねた際に、
ストップメーター押したの俺じゃねぇもん。知らねぇよ。押したヤツに
文句言えや。
という清々しい発言も見られた。もう警察大好き!
という訳でこの疑惑のマシンが再び登場したという訳だ。
グリル内側には前面警光灯。神奈川県警ではこの前面警光灯だけを
点灯させて、ルーフの反転式赤色回転灯を露出せずに速取りを行う
という非常にクリーンなやり方をしていた過去がある。それについては
後述する。
ルーフには例のフタ。
ケンウッド製のドラレコ。録画データは警察側に都合の良い時だけ
使用される。都合が悪い時は故障したりデータが失われたりする。
シフトパネル。レバー後方のパイロットランプと穴に注目。
これは前述した反転式赤色回転灯を露出させずに前面警光灯だけを
点灯させる際に使用されていたもの。パイロットランプ横の穴は
かつてここにトグルスイッチがあった痕跡。この装備は神奈川県警
特有のもので、緊急走行時に少しでも覆面である事を前方のドライバーに
気付かれにくくする機能として存在した。
これは別個体の210系クラウン交取覆面。かつてその手口が横行して
いた当時のもの。前面警光灯だけが点灯しているのが判る。うみんちゅ号も
もちろんこれが可能だった。これは通常仕様ではできない点灯方法で、
神奈川県警はわざわざメーカーに改造を依頼してこの仕様にしてきた。
だがどうやら現在はこの仕様を用いての追尾式速取りをやめてしまった
ようだ。どうしてやめたのかな。なんでなのかな。
センターパネルにも後付けのスイッチがある。これはマップランプ
操作用スイッチ。こちらも神奈川県警特有の装備。
非スパッタリング仕様純正ホイール。タイヤはダンロップ エナセーブ。
ニッコリ笑って出発です。前面警光灯のみ点灯させて相手に追い
すがる手口、どうしてやめちゃったのかな。スイッチまで撤去して。
気になるなぁ。
当サイト情報提供者の方より頂いた事故現場画像。ありがとうございます。
横転、転覆した車両と路面に散乱するガラス片や裂けた土のう。
現場は虻田郡喜茂別町 国道230号。路面は積雪あるいは路面が出て
いても凍結という難しいコンディション。スリップが原因だった
のだろうか。開かれたままのドアが脱出時の光景を思い出させる。
転覆のきっかけになったと思われるクッションドラム。粉砕状態。
事故の恐ろしさが伝わる。明日は我が身。気を引き締めて運転に
臨みたい。
当サイト情報提供者の方より頂いた200系ハイエース雑踏警備広報車
画像。ありがとうございます。撮影は兵庫県で開催の神戸マラソン
2024。マラソン警備に従事の警察車両を見ていこう。
やぐらを組み立てている所。スーツ姿に活動帽姿の警官が印象的。
やぐら完成。
2代目MIRAI審判長車。独特のラッピングは第4回ミライデザイン
コンテストで最優秀賞に選ばれたデザイン。小学生の作品。
200系ハイエース医務車。救急車とは違うのかね。赤色灯無し。
本マラソンをイメージした特別ラッピング仕様の4代目ノア計時車。
交通規制表示を行う為に投入の自走式標識車。追突時を考慮して
バンパーは来る者絶対殺すマン仕様。
E26キャラバン遊撃車III型。
遊撃車の後方にも数々の警備車両が並ぶ。マイクロバスタイプの
車両は遊撃車I型。
爆発物処理筒車。2013年に起きたボストン・マラソン爆発事件以来、
日本でもマラソンイベントを狙ったテロを警戒するようになった。
いわゆるソフトターゲットってヤツですね。
道路封鎖を行う大型人員輸送車。マラソンイベント開催時の見どころの
一つがこれ。ゾンビパンデミックが起きたらこうやって封鎖するんだ
ろうなぁと思うとワクワクする。
規制全景。いいですねぇ。マスターショット大事。
220系クラウンパンダ。リアフェンダーには「神戸交機」のマーキング。
別個体同クラウンパンダ。「後方」のシートが貼られている。
更に別個体。「先導」シート仕様。
210系クラウンパンダ。「予告」シート仕様。
エイトボール。ビリヤードみたいでいいね。映画「フルメタル
・ジャケット」にはそのままの名前の兵士が登場するのを思い出した。
こちらはスリーボール。「確認」シート仕様の210系クラウンパンダ。
「後押」シート仕様。誰かの背中を押してくれる存在。違ぇよ。
マラソンイベント時の警察車両の代表格と言えるのが白バイ。
選手の先導の他、規制にも従事する。CB1300P。
号砲を前に所定の位置で待機する白バイ。長い一日が始まる前の
こうした光景もまたイイものだ。
260系アリオンマラソン覆面。衆人環視華やかなこの手の場に
覆面を出してくれる器の大きさよ。ありがたいねぇ。
SX4マラソン覆面。
号砲が間近に迫る。ピリピリした空気感がいいですねぇ。
「先導」シート仕様の220系クラウンパンダが出ていく。
計時車が続く。その後方には200系ハイエース報道車。
先導の白バイが行く。
これぞマラソンイベントを表現する一枚。ナイスショット。痺れる。
今後も皆様からのマラソンイベント画像をお待ちしております。
当サイト情報提供者の方より頂いたマンション火災画像。ありがとう
ございます。煙や火の手こそ見えないが、マンションへと伸びる
はしご車の一部が見える。
現場は京都府京都市下京区西大路通八条下ルの10階建てマンション
ル・サフィール西大路2の9階。同階の一室から出火し約20平方
メートルを焼いたという。
マンション周辺には消防車両の他にも警察車両が臨場。周辺住民
からは火災当時「ドドンパ」という爆発音が聞こえたという情報も
寄せられていたという。爆発物による火災の可能性もあるとすれば
そりゃ警察も関心を示すというものだ。なお、火元となった一室の
住民である40代男性は病院搬送後に死亡した。
70系カムリ捜査用覆面。その後ろにはCB1300P白バイ。更にその
後ろにはパンダの姿も。
260系アリオン捜査用覆面。
Bピラーはボディー同色。黒色の鉄チンホイールが判りやすい。
220系クラウンパンダが赤色散光灯をスイングさせる。物々しい
雰囲気、ワクワクしますね。今後も皆様からの現場画像をお待ち
しております。カメラの準備はいいか。
当サイト情報提供者の方より頂いた待伏せパンダ画像。ありがとう
ございます。撮影は札樽道伏古IC出口付近。同ICから一般道へ合流
する際の一時停止無視を監視中。
札幌自ら隊所属210系クラウンパンダ。
通常、ルーフに見られるはずのアンテナのエレメントが無い。アンテナ
基部は確認できる。対空表示は110。
札樽道から降りてくるドライバーからはこのパンダは全く見えない。
一時停止箇所で首をエクソシストばりに後方に向けても果たして
見えるかどうか。一時停止、ちゃんとやれって事だよ。
全く見られないという訳ではないが、自ら隊による交取シーンは
珍しい。今後も皆様からの取締りシーンをお待ちしております。