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2024/Text No.064
JMA-401の有効射程距離は少なくとも230メートルはある事が判明
当サイト情報提供者の方より頂いたレーダ―パンダ待伏せ画像。ありがとう
ございます。米国製の機体をベースに独自の改良を加えたF-16Jが爆撃
しそうな橋の手前での待伏せ。横浜ベイブリッジじゃねぇよ。ミュンヘン
大橋だよ。
という訳で現場は札幌市南区南33条西8丁目 豊平川左岸線 ミュンヘン
大橋手前。
札幌交機V37スカイラインレーダ―パンダがお待ちかね。
この場所は日中は設置式ネズミ捕りの現場でもあり、また過去には
可搬式オービスも投入された事もある取締り銀座。銀座? ザ・ギンザ?
ちょっと何言ってるか判らないです。
搭載レーダーはJMA-401「ハイチュウ」 コイツの長距離測定能力が
今回発揮される事となる。
こちらがその瞬間の画像。左奥にはヘッドライトが確認できる。そして
右手前のレーダーパンダは赤色灯点灯。この距離で既に違反確定。
その距離230メートル。こりゃすげぇ。左コーナー明けのストレートへ
向けてカタパルトのように打ち出された瞬間、もう速度測定が終了して
いる状況は心臓が飛び出すほど恐ろしい!! あ、はい。だが、このロング
レンジでの測定が裏目に出るケースが。それは後述する。
パンダはサイレン吹鳴に加えてマイクで検挙対象車両に停止を呼びかける。
現実を早々に受け入れて停車。反応速いね。
うきうきサイン会。
元々は札幌方面岩内署交通課に所属していた個体。「岩内くん」
次の検挙シーン。こちらは止まれって言ってんのに現実を受け入れ
られなかったドライバー。「俺じゃない! パトカーが何か言ってるけど
それは俺じゃない!」 オマエだよ(笑)。
橋を越えてしばらく迷走した後にようやく停止。迷走地図。
最初の検挙と今回の検挙でこれだけサイン会の場所が違うというのが
面白い。反応が鈍いドライバーだとこうなる。
うきうきサイン会。
先に述べたJMA-401の長射程能力が裏目に出るという話しと、ここで出た
ドライバーの反応速度の話しについて。早々に違反を告知したはいいけれど、
それに気付いたドライバーも今回の様に鈍い反応ではなく、逆に反応が
速いケースで起こる事例を次の地図で紹介する。
Aポイントがレーダーパンダ待機位置。早々に違反を確定させて赤色灯を
点灯させると、それをいち早く状況判断したドライバーは手前の丁字路を
左折してBポイントへと逃走してしまうというパターン。もちろん逃げ得。
今回の取締りでもこれが起きていたそうだ。速取りって難しいよね!
当サイト情報提供者の方より頂いた交取覆面によるうきうきサイン会現場
画像。ありがとうございます。道行く車が「あー、捕まってる!」と指を
指して通過していくお楽しみイベント。
旭川高速隊所属220系クラウン覆面「旭川300 ま 16-58」 きっちり押さえて
いきましょう。先代モデルにあたる210系クラウン(交取用)が発生させた
315馬力から245馬力へと出力ダウンしたこのクラウンにあっては、現場の
隊員より「210系でできた取締りが220系ではできない」と言われ、非力と
なった機体に不満の声が挙がっている。しかしそれにも関わらずこうして
撃墜されるドライバーが居る。終わってんぜキミ。
当サイト情報提供者の方より頂いた道警本部駐車場画像。ありがとう
ございます。パンダに混じって止まる黒色の車両に注目。
GKインプレッサ覆面。こいつは実際の運用は不明だが、調達時の名目は
薬物特殊現場行確車。違法薬物の運搬や取引現場において採証のみ行い、
正体を明かす事無くその場を去っていくタイプの覆面。アイサイトも装備
しているため外観上からの見分けはほぼつかないが、左テールレンズ下に
注目すると見破りの一助になるディテールがある。同覆面に採用される
のは2駆仕様である事から、AWDエンブレムが存在しない。市販仕様でも2駆
設定はあるが、道内では特に出ていくタマ数から言ってAWD仕様が圧倒的で
警察が採用した2駆仕様は希少と言える。
※画像はスバル公式サイトより。
AWD仕様であればこのようにエンブレムが装着される。GKインプレッサを
見たら同エンブレムの有無をチェック。無ければ薬物特殊現場行確車と
期待せよ。
当サイト情報提供者の方より頂いた警察車両臨場画像。ありがとうございます。
撮影は香川県高松市。手前からエクリプスクロスPHEV捜査用覆面、210系
クラウンパンダ、E25キャラバン遊撃車III型。
現場を逆方向から。一体何があったんでしょうか。
ホトケ事案かとも思わせる光景だが果たして。
香川県警高松北署地域課所属機。
リアナンバープレートの湾曲が目立つ個体。これは暗闇でトランクを
開けようとしてナンバープレートを持ってギュイィィィン!!って開けると
こうなる。ならねぇよ。なるって言ってるヤツの視力と指の感覚が心配。
エクリプスクロスPHEV捜査用覆面。見破りポイントはどこだ。無いなこれ。
外部露出の無線アンテナも見当たらない。これは現場で押さえてナンバー
で覚えるしかないね。
4代目エスクードパンダ。香川北署での撮影。エクリプスクロスPHEVといい、
エスクードといい、パトカーにSUVタイプが採用され始めてきている。
ルーフの赤色散光灯はフラットタイプ。
当サイト情報提供者の方より頂いたT33エクストレイル捜査用覆面画像。
ありがとうございます。先々代モデルのT31ではそれなりの数でパトカー
採用実績があったが、T32ではほとんど採用が無かった。しかしT33で
また採用の傾向が見えてきた。ルーフ右後方にあるユーロ仕様の無線
アンテナが見破りポイント。撮影は岩見沢市。
過去に撮影された同エクストレイル捜査用覆面の別個体。こちらもやはり
ルーフ右後方にユーロアンテナが確認できる。
当サイト情報提供者の方より頂いたパトカー駐車場画像。ありがとう
ございます。撮影は札幌方面栗山署 夕張警察庁舎。
260系アリオン捜査用覆面が並ぶ。手前の個体はシルバー故にBピラーが
ボディー同色になっているのが目立っていて見破りやすいが、奥の方は
ブラックなのでパッと見での判別が難しい。
退役が決定したパンダ。道警マーキングは黒く潰されている。全身を
覆いきれないブルーシートがかえって切ない。
現役機2台。左は4代目ソリオ、右は220系クラウンの両パンダ。
当サイト情報提供者の方より頂いた香川県警小豆署福田駐在所画像。
ありがとうございます。駐在所という事で一見普通の民家にも見える
建物だが、止まっているのは同駐在所所属のパンダ。
こちらのアングルだと警察の建物だとより判る。警察官募集中との
事です。
初代ソリオパンダ。
ボンネットにはすっかり色あせてしまった「交通死亡事故ワースト
返上!!」のマグネットシート。
こちらは小豆署豊島駐在所。この駐在所が置かれる豊島にはキアヌ
・リーブスさんがプライベートで訪れた事があるとの事。
3代目ジムニーパンダ。
この駐在所、景色もキアヌ・リーブスさんが目にしたんだろうなぁと
思うとそれだけでワクワクしてくるね。「スピード」「マトリックス」
「ジョン・ウィック」他にも数々の大ヒット作に出演の彼がこの島を
訪れていたんだね。
ふ頭には海上保安庁の船。
はやなみ型巡視艇「きよづき」 1996年の配備以降、転属する事無く
瀬戸内海を中心とした日本の海域を守ってきたそうだ。それはこれからも。
雲一つない空と陽光と海。いいですなぁ。
この美しい光景もキアヌは見たのだろうか。いいですなぁ。心洗われる
景色。良いものを見させて頂きました。
当サイト情報提供者の方より頂いた危険予知画像。ありがとうございます。
さぁどこだ。どこに何がある? 左側の民家の奥に見切れいている形で
止まっているワンボックスに気付けるかどうかで今後の展開が変わる。
居る。ワンボックスの近くに停止係、電柱の根元にはよく見るとJMA-240
/280がお待ちかね。
現場は札幌市清田区真栄244-2 道道341号 滝野線。
地図で確認。きっちり押さえていきましょう。
操作係が車内で「押し発射」しているのが面白い。
段違い平行配置パターン。そんなパターンあるのかよ。これがそうだよ。
操作係が手にしているのが測定電波発射を行うリモコン。
違反車両発生。画像左奥にかすかに見える車両が検挙対象。停止係は
ダッシュ開始。
この光景が展開する直前、操作係が目測によって対象車両が違反速度に
達している事を停止係に「あれ、アウトだわ」と伝えていたという。
情報提供者の方も、「あれはダメだわ(笑)」と思いカメラを準備して
いたとの事。
アウトだわともダメだわとも思われた張本人登場。
サイン会場へご案内。
ドライバーは若い男性だったそうだ。助手席には若い女性。
速度違反である事を警官から告げられると両名とも「あぁ~(笑)」
みたいな表情だったという。微笑ましいというかなんというか。
自身の叩き出した記録を確認。記録、それはいつも儚い。
こちらも当サイト情報提供者の方より別日に撮影の同エリアでの撮影。
札幌交機所属覆面がルーレット。
ナンバーは「札幌303 ほ 29-33」通称福耳くん。このエリアでは
同交機によるレーダ―パンダ待伏せは散見されるがこのような覆面に
よるルーレットは珍しい。今後の出没にも期待したい。