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2023/Text No.107
苫小牧市柏原の道道での白バイ隊員殉職事故 あれから2年
当サイト情報提供者の方より頂いた苫小牧市柏原 道道129号画像。
ここは2021年9月13日、インカットによる強引な右折してきたトラック
に進路を塞がれた札幌交機白バイがトラックに衝突、隊員が殉職する
事故が起きた現場。
白バイは速度違反車両を緊急走行で追跡中で丁字路を直進。トラック
は対向車線からやってきて、丁字路を合流待ちで停車中の一般車の
後ろをインカットしてその進路を塞いだという形。事故当時の当サイト
での記事はコチラに。参考まで。
トラック運転手は当初は不起訴だったが、再審査によって起訴された。
運転手は緊急走行している白バイを発見するのは困難であったと無罪
を主張しているという。
本件に関しては上記の事故概要を示したトラックの挙動も含め、
こちらには様々な情報をお寄せして頂いている。
それを知れば知るほど「起訴されて何より」と思う。報道だけでは
伝わらない事も沢山ある。
当サイト情報提供者の方より頂いた検問ダイブ画像。ありがとう
ございます。撮影は札幌市中央区北11条西13丁目 道道452号 石山通。
素晴らしきかな検問。その胸躍る光景を見ていこう。
現場を地図で確認。ここは定番の検問ポイント。いいねぇ。
場合によっては札幌方面中央署との合同で行う場合もあるが、今回は
札幌交機のみでの実施。※走行しながらの撮影です。走行しながら。
オマエの息くれよ…。ハァハァタイム。ハァじゃなくてフゥなんだ
けどね。実際は。
先頭のみ210系クラウン交取覆面で、後は全てV37スカイラインレーダー
パンダ。
ナンバーは「札幌303 す 77-34」 検問が実施されたのは9月10日の
日曜日。日曜の夜に実施というのは比較的珍しい。
今の札幌交機大隊長になってからは検問実施の頻度は低下しており、
そこも含めで今回の検問は久々かつ珍しいと言える。
ひと際停車させられる時間が長い車両が。「運転手さん、ちょっと
お酒の匂いしますね」に展開。
正式な呼気検査の結果、規定以上のアルコールが検知された。
いわゆる酒ヒット。
所定の段取りを淡々とこなしていく交機隊員。動揺しているのは
ドライバーのみで、他は淡々と冷めた時間が経過していく。
歩行検査。白線の上を直進できるかを見ている。これは数値に
関係なく行われ、数値が低くても直進できなければ酒酔い運転に。
数値が高くても直進できれば酒気帯び運転に。これはドライバーの
バランス感覚に依存するボーダーとなる。
直立検査。一定時間直立できるかできないかで酒酔いか酒気帯び
かを見る。この後、50音を逆から言えるか言えないかの検査がある。
それはない。シラフでも言えない。
飲酒ドライバーの車には他に同乗者が複数おり、飲酒運転ほう助の
有無の確認も併せて行われた。運転手が酒を飲んでいるのを
知っていたのか知らなかったのかでその後の扱いが変わる。
同乗者もドライバーとは別のパトカーに乗せられて調べを受ける。
また、運転手自身による供述も事の運びに大きく左右する。
飲酒をしていないと否認した場合は現行犯逮捕となる。是認した
場合は在宅での起訴となる場合も出て来る。
この一連の取り調べのせいで他の車両のハァハァタイムは中止。
ドライブスルー検問となった。
第2車線を塞ぐスカイラインはワンメイク状態。いいねぇ。
問題の車両は第1車線に。なのでドライブスルーはクランクスルー
にもなり、ここを通過する車両はただ検問無しのクランク練習会場
となった。
冒頭登場の「77-34」逃走車両追跡用だったのかね。
今後も皆様からの検問画像をお待ちしております。カメラの準備は
いいか。ためらいなくシャッターを切れ。
当サイト情報提供者の方より頂いた210系クラウンパンダ画像。
ありがとうございます。こいつは設置式ネズミ捕りでの停止係を
やっている。現場は札幌市東区栄町635篠路通 丘珠空港緑地前。
札幌方面東署交通課所属機。
設置式本陣。
現場を地図で確認。きっちり押さえていきましょう。
違反車両が発生した場合、パンダはこの側道から飛び出していく。
しかしながら撮影から程なくして撤収開始。残念だなぁ。
設置式ネズミ捕り現場に於いてこうして停止係を人間ではなく
パトカーが行う方法をとっているのは現在の所、こちらの札幌方面
東署交通課、札幌方面苫小牧署交通課が確認されている。
パンダ撤収。
停止係をパンダが務める事の利点は受傷事故を防げる点にあり、
それに付随して夜間での実施も可能となる点にある。今後もこの
停止係パンダパターンの実施に期待したい。
当サイト情報提供者の方より頂いたV37スカイラインレーダーパンダ
待伏せ画像。ありがとうございます。現場は白老郡白老町社台 国道36号
車両転回所。札幌交機所属機がお待ちかね。
現場を地図で確認。頻度は現時点ではそれほど高くはないポイント
ではあるが、ここ最近からやり始めたという場所でもない。
過去に撮影された同ポイントでの待伏せ。150系クラウンレーダー
パンダが待伏せしている在りし日の光景。搭載レーダーはJMA-5E。
懐かしいなぁ。
現在に時を戻す。この場所はパンダが茂みや建造物の陰になるような
ロケーションではなく、きちんと周囲を確認しているドライバーであれば
かなり手前からその存在に気付く事ができるが、脳死ドライバーにして
みれば「難易度以前」の話し。何も見えてないし何も気付けないんだもの。
人も轢くしレーダーパンダも見落とす。
という訳で脳死ドライバー発生。
本線合流開始。
ほぼフル加速で違反車両の背後へ。そりゃもうあっと言う間に。
うきうきサイン会。今回パンダには3名の隊員が乗車。よって1名が
このように後続車の注意喚起・誘導にあたる。3名乗車の場合、2通りの
状況が考えられ、一つは卒配間もなくの新人警官の社会科見学ツアーに
よるもの。もう一つが休暇を取った隊員が出た事で相勤者が「宙ぶらりん」
になってしまった事によるもの。今回は後者で車外で後続車への誘導を
行っている隊員は今回の3名の中で一番階級が上の隊員。そうだと判って
いるから余計にそう思うのかもしれないが、場慣れした落ち着き払った
感じの風格に見える。かっこいい。
サイン会終了。
再度セットポジションへ。搭載レーダーのLSM-100はレーザー方式で、
電波式よりもシビアなセッティングが必要な為、その位置合わせも
慎重だ。前述の様に今回は3人乗車、しかも全員現役隊員という事で
このセッティングもより完璧だろう。
天気は曇りから雨へ。取締りは続行。
はいまた次の脳死ドライバー出現。本線合流。
脳死ドライバーのおかげでこうした光景を見る事ができる。そういう
意味では感謝したい。大事にしたいねぇ。
これからもずっと脳死でいてください。我々のネタ供給源であって
ください。この光景をずっと見続けていたい。
雨というコンディションは撮影する側も厳しいコンディションと
なるが、ならではの光景も生まれる。
今後も皆様からの交取現場画像をお待ちしております。
当サイト情報提供者の方より頂いた70系カムリ捜査用覆面画像。
ありがとうございます。これはこれは札幌機捜所属機ではありませんか。
なめたけ作戦対象機なのでナンバーはそのまま。「札幌303 ち 84-82」
撮影は札幌市西区琴似。札幌機捜がある道警琴似庁舎付近。今後も
札幌機捜所属機については特に記事にしていきたい。カメラの準備は
いいか。
当サイト情報提供者の方より頂いた130系マークX捜査用覆面画像。
ありがとうございます。撮影は札幌市豊平区月寒東3条11丁目
「ブランチ札幌月寒」駐車場。
札幌機捜所属機(笑)。なめたけ作戦対象機です。ナンバーは
「札幌302 や 46-93」このブランチ札幌月寒の駐車場は札幌機捜が
居眠りをする場所として人気のスポット。過去にも数回ここで
札幌機捜が寝ている所を押さえている。さて今回はどうだろうか。
し、死んでるぅ~!! 撮影には全く気付かずで、仮眠どころか熟睡
していたという。街の平和は彼に任されている!
X(旧Twitter)にて情報を出した所、「会社員だって休憩している。
目くじらたてなくても」とのお気持ち表明があった。
あ、はい。
会社員と公務員の区別がつかないのはある意味幸せだよね。自分の
税金がどのように使われるかを考えなくてすむ。今後もそういう
考えでいてください。その方が幸せです。という訳で今後も皆様
からの札幌機捜画像をお待ちしております。
当サイト情報提供者の方より頂いた150系ランドクルーザープラド
パトカー画像。ありがとうございます。ほくでんエナジー所属機。
災害等による電力トラブルに対処する為の車両だろうか。警察以外の
パトカーもまた良いものだ。
当サイト情報提供者の方より頂いた火災現場画像。ありがとう
ございます。現場は札幌市中央区南2条西12丁目。消防と救急の
ワンボックス車両が並ぶ。一帯は交通規制がかかり車両の通行は
無い。通りかかる歩行者は天国状態。
地獄を見ていこう。14階建てマンションの10階から出火。はしご車が
展開する中高層火災となった。
火元となる部屋からは白煙が上る。この火災で60代女性が救急搬送
されている。
要救助者は命に別状は無く、建物は火元からの延焼は無かったという。
不幸中の幸いだが、火災は本当に恐ろしいものだ。戸締り用心
火の用心。
当サイト情報提供者の方より頂いた海兵隊戦争記念碑画像。ありがとう
ございます。バージニア州アーリントン郡のアーリントン・リッジ公園
にある。第二次大戦における硫黄島戦において海兵隊員が摺鉢山を
制圧した際に星条旗を立てる隊員の姿。映画「父親たちの星条旗」
で知名度が更に上昇した碑でもある。
碑の基部にはアメリカが戦ってきた戦地とその年が1950年の朝鮮戦争
まで書かれている。この後もベトナム、中南米、中東とアメリカの
戦争の歴史は続く。碑の文字「KOREA」の手前には「OKINAWA」
「IWO・JIMA」の文字が。
反対側。これは摺鉢山での星条旗掲揚2回目のシーンを銅像にしている。
1回目の掲揚は「旗が小さいからもう一回やって」となった。なので
テイク2となった。
アーリントン・リッジ公園には他にも兵士を称える銅像が沢山ある。
こちらはシービーズメモリアル。海軍建設大隊を称えたもの。
同大隊の中で兵士たちのモットーとなった「CAN DO=やればできる」
が書かれている。
草原を行く兵士達の銅像。第二次大戦でヨーロッパを開放すべく
戦った兵士達をモチーフにしたのだろうか。教えて頂く。こちらは
第二次大戦ではなく、朝鮮戦争時の兵士たちの姿をモチーフにした
ものだそうだ。
公園のすぐ横にはポトマック川が流れ、そこからはワシントンD.C.に
あるワシントン記念塔が見える。映画「復活の日」でもワンシーン
ながら象徴的に描かれていた。
公園専属の警察専用駐車スペース。そこに止まるのは3代目ダッジ
・デュランゴパトカー。
車体にはK9のマーキング。警察犬搬送車両。
こちらはワシントンD.C.のナショナルアートギャラリーにあるレリーフ。
これは南北戦争時のマサチューセッツ第54歩兵連隊を描いたもの。
映画「グローリー」でも描かれた北軍黒人部隊。
このレリーフは映画の最期にも出て来る。ボストンにも同じものが
存在するので映画の最期に出てきたのはどちらの物なのかは不明
だが、これを見るとグローリーを思い出す。とても良い映画。