世界びっくりカーチェイス2
カメラの準備はいいか?

皆様からの交通安全情報をお待ちしております。

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2019/Text No.117



当サイト情報提供者の方より頂いた210系クラウンパンダ画像。
ありがとうございます。撮影は前回記事に続いてお送りする、
令和元年度札幌市総合防災訓練より。地震により車両の多重衝突
事故、家屋倒壊が発生し、その被害状況を確認する中央署交通課機。
横転したり玉突きになっている車両を背にパトカーが巡回をする
という、訓練とは言えこの非日常的な光景を見ていると、日本を
舞台にした「警察 VS ゾンビ」を描いたパニック超大作の出現に
期待したくなる。閉鎖された高速道路上で待ち構える警官隊と
ゾンビの群れの激突。見たいなぁ。


続いて道警広域緊急援助隊のオフロードバイクによる被害状況確認。
瓦礫や事故車両により4輪車両では通行が難しい場所へも、高い
機動性を活かして進入していく。


橋の上とたもとでは世界がまるで違う。前回記事でも書いたけれど。


この後、被害状況を災害対策本部へと報告する。


訓練だけの光景にしておきたいのはごもっともだが、カッコいい
光景だ。いいね。


上空からも状況の確認が行われる。


第一管区海上保安本部所属「おおたか2号」


ボンバルディア・DHC-8。主翼が機体上部に位置するのが特徴的。


状況が把握できたのでいよいよ適切規模の戦力が投入される。


札幌市消防局レスキュー隊が出場。


道警広域緊急援助隊が臨場。


現場では複数の救助事案が発生。任務の割り振りを待つ。


合同指揮所。効率的かつ適切な部隊投入を指揮する。


救助犬投入。隊員と救助犬のこの背中ね。背負っているんだよ。
大きな物を。


隊員より指示を受ける救助犬。RESCUEのマーキングが誇らしい。


土砂に埋まった車両内に要救助者が居るのかどうか。この後も
別の車両や家屋からその存在を見抜いていったそうだ。


救助犬が指し示した場所へ各隊が投入される。こちらは札幌市
消防局による倒壊家屋からの救助活動。


チェーンソーを使用しての救出口確保。


あっという間に開口。チェーンソーって言うとね、どうしても
死霊のはらわたを思い出してしまうんだけど、これが本来の
使い方だよね。


レスキューボード搬入。


道警広域緊急援助隊による救助。フロントガラスをノコギリで切開。


隊員1名が車内へ。要救助者を間近で保護し、要救助者に意識が
ある場合はこれからの救助方針を説明したり、励ましたりする。


レスキューボードスタンバイ。


搬入。


こちらは車両多重衝突事故現場の救助に出場の各隊。


ハシゴを利して横転バスの「上空」へ。担当は札幌市消防局。


車内にも隊員の姿が。


場面後半には、他の救助を終えた隊員が応援に回る姿も。


今更だが、訓練の為にこのバスを横転させるシーンも見て
みたかったな。


横転車両の下敷きになっている要救助者。救助にあたるのは
北広島市消防局。


マット型空気ジャッキを使用して車体を浮かせる。


慎重に、かつ迅速に要救助者を車体から引き出す。


頭部を保護しながらの救助。


車内に閉じ込められた要救助者を救出する。担当は江別市消防局。


カッターと呼ばれる機材でAピラーに切れ込みを入れていく。


カッター近影。


逆側のAピラーにも切れ込みを入れる。


要救助者の姿が。それを車内で保護する隊員にも注目。


いよいよ要救助者を引き上げる。


救出成功。


渦中全景。


最後の訓練はヘリによる孤立者救助。上空を旋回してからの
アプローチ。


一条大橋をフライパスしてくる。


札幌市消防局消防航空隊所属「さつぽろ1」 ベル・412EP。


地上には孤立した要救助者。


ここからホイストとよばれるワイヤー昇降装置によって引き上げを行う。


降下準備。


いいねぇ。痺れる。


降下開始。


わずか数秒で地上へ。


要救助者の元へ。


ハーネス、ヘルメットを装着させて引き上げ準備完了。ヘリへと
送る合図がこれまたいちいちカッコいい。


引き上げ開始。


この間、機体を微動だにさせずに保持するパイロット。


機内へ。


現場を去る。


来年も防災訓練でお会いしましょう。






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