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2018/Text No.060
当サイト情報提供者の方より頂いたミライ画像。ありがとうございます。燃料電池自動車。
撮影は平成30年度石狩川水系豊平川総合水防訓練での物だ。訓練の趣旨とこの展示の直接的な
関連は無いが、まぁいいじゃないか。
燃料となる水素は車体左側のコネクタからだと思っていたが、トランクルームへとケーブルが
伸びるこの様子はどういう事なんだろうね。なお、当然ながらマフラーは存在しない。
そのコネクタ部分。
車両近くに置いてあったハードケース。ペリカン社製ですな。
機動救助隊の隊員も注目。しかし、これは自身がこの車両を救助の為に解体する際の注意点を
情報収集あるいは確認をする為。救出活動に際して、その前に放電作業が必要となるケースが
あるようで、そういう点では一般の化石燃料車両の解体よりもデリケートな判断が求めれるそうだ。
エンジンルーム。最高出力は154馬力。トルクは34キロ以上。モーターの持つ出力特性とトルク
からするに、出足の加速はかなり鋭いと思われる。
陸上自衛隊による車両展示。軽装甲機動車と高機動車。
軽装甲機動車はスモークディスチャージャー装備仕様。
開会式直前。
訓練開始を前にお招きのお偉いさんのありがたーいお話がある。そんな中、議員の方々は非常に
簡潔で短いお話しだったそうだ。助かりますね。
「堤防が決壊するぞぉぉ!!!」河川及び道路の巡視を行う北海道開発局所属の災害対策用ヘリ
ほっかい。ベル社のベル412
倒壊家屋の元へ札幌市消防局のレスキュー隊が駆けつける。
隊長の指示の元に各隊員が散開する。
家屋内部に要救助者が居る事を確認。
屋根部分を開口して救出する事を決意。
チェーンソーを使用して屋根を切開。
迅速に切断していく。
突入口を確保。
ハシゴを用意。
要救助者の元へ。
無事救出。
被災状況を確認する為に道警機動レスキュー隊も臨場。先導の200系クラウンパンダは
東署交通課所属機。
土砂に埋没した車両を発見。中にはまだ乗員1名が残されている事を確認。
その情報を受けて本隊が駆けつける。
100系ランドクルーザー現場指揮車。
広域レスキュー車。
要救助者は運転席に。後部座席の窓ガラスを割り隊員が車内へ。
要救助者の容態を確認し、救助活動の方針が決まるまで待機する隊員。
運転席側のガラスを破壊。
助手席側ガラスも破壊し、続いてフロントガラスを切開。
フロントガラスは飛散防止加工されている為、飴細工のようにグニャリと曲がる。
Aピラーを切断。
使用機材はルーカス社製の電動油圧スプレッダー。
Bピラー切断には同社製の電動油圧カッターを使用。
先端の尖った器具でルーフに「折れ線」を形成していく。
一振り一発で穴が開いていく。
ルーフ切開に成功。
レスキューボードを挿入。
要救助者の姿勢をできるだけ変えない様に、ほぼ垂直にボードへ載せる。
車両からの脱出に成功。
慎重にかつ迅速に搬送する。
救急隊の用意したストレッチャーへ。
救出活動終了。
ここからは救急隊の出番だ。
次なる活動の場所へ。
残されたA32セフィーロ。
助手席のクッションや、シフトノブにゴミ入れとして掛けられたレジ袋や灰皿が妙にリアル。
切断されたAピラー断面。