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2017/07/Text No.01
前回に続き、9月5日に実施された道警視閲式予行の様子をお届けする。画像は全て当サイト
情報提供者の方より。ありがとうございます。
自ら隊所属210系クラウンパンダ行進。
カッコイイですなぁ。西部警察世代にはたまらない。
警ら用なのでグレードはロイヤル。
これまで何年もの間、大規模警備の影響を除けば毎年10月に開催の視閲式だが、式典参加の
お爺ちゃん達が「寒いんじゃ」と御言葉を述べられた事により、9月での開催となった。
こちらは札幌交機所属の210系クラウンパンダの行進。全て測定器はレーザー仕様。右側の
個体はレーザーを後方照射する仕様。
今年からPOLICEマーキングが入るようになった。カッコ良さに拍車がかかる。
後方照射仕様。
リハーサルは数回に渡り実施された。最初の頃は札幌交機所属のBMレガシィ覆面にはナンバー隠しが
無い状態だった。「潔い」「そこにこだわる必要性が無い事に気付いたな」と思わせたが、後半の
リハでは目隠しプレート有りで登場。忘れただけだったんだね。
まだお気付きになられていない時の同車ともう1台。
キリッ!としてますが社会の窓が開いて、もといナンバーが丸出しです。だが、それでいい。
素晴らしい。ナンバー隠しが無い方がカッコイイですよ。グヘヘヘヘヘ。
交取覆面=クラウンという神話を崩し、その神話にすがるドライバーが多数撃墜される事になった
BMレガシィ。過給器を中心にマイナートラブルが続発している事から、退役時期が早まるのでは
との見方も出ているという。※あくまでも個人の感想であり、早期退役を保証するものではありません。
夕方近くのリハではナンバー隠しが登場。
会場をはけていく白バイ隊。
行進をバックヤードで待つ白バイ隊。CB1300Pのワンメイク。
高速隊行進。
先頭は200系クラウンパンダ。その後ろに210系クラウンパンダが続く。さすがに覆面は持ってこない。
そんな度胸は無い。
210系クラウンパンダ。レーダー非装備仕様。
前面警光灯の配置は覆面仕様と同じ。パンダを使って見破りの訓練ができる。
生活安全部所属の捜査用覆面。BMレガシィ、260系アリオン。
機動捜査隊所属の捜査用覆面。130系マークX、V36スカイライン。
二足歩行型遺伝子組換え生物「よしひろさん」
機動レスキュー隊所属のウニモグ。
同隊水難救助車。レスキュー任務にも使用されるが、河川での遺留物や証拠品捜索等、事件捜査にも
投入される車両。
同隊支援車。
キッチンやシャワー、簡易宿泊装備を有する。災害発生時の隊員のバックアップを行う。
校長先生引き回し部隊。先頭は新鋭機レクサスLS460警護覆面。
夜勤明けの署員や隊員も多く駆り出されている。大変だ。
会場上空を行く道警ヘリ。
だいせつ2号。アグスタウエストランド社製、AW139。
後方キャビンからは地上の様子を撮影する隊員の姿が確認できる。
走行演技開始を待つ白バイ隊。
いよいよだ。予行とは言えもうミスがあってはならない。その為にこれまで訓練を重ねてきた。
オフロードタイプ車での練習に始まり、
一歩一歩、確実に完成に向けて進んできた。
技術に裏づけされた自信がマシンを縦横無尽に走らせる。
当然ながら完成の域に。練習ではなく式典当日の為の確認だ。かっこいいなぁ。
付かず離れず、目まぐるしくマシンが駆ける。
あと本の数ミリ深く倒せばマニホールドが地表に接触。だがそれはない。すげぇ…。
今回使用のBGMは「ジプシーキングス / ボラーレ」
8の字での交差。これは本当にスリリングだ。
ためらった時点でタイミングがずれて接触。互いの信頼の上に咲く花、アイアンロータス!!
いや、そういう名前の技ではないけれど。
影がイイ、6人の影が。
いよいよリハも終わりです。
完璧。
次回は式典当日の様子をお送りいたします。