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2015/09/Text No.05
当サイト情報提供者の方より頂いた警察車両集結画像。ありがとうございます。撮影は
福岡県北九州市八幡西区。
前方3台は全てクラウン。200系を先頭に170系、180系が並ぶ。素晴らしい3ショット。
しかし中央の170系クラウンは覆面ではない。コイツが検挙されたのだ。この地点よりも
200メートル程手前、
こちらの同市八幡東区桃園1丁目でレーダーパンダに補足され、ここから離れた上記
地点で検挙。恐らくはレーダーパンダ1台での序幕だったはずだ。しかし嫌疑が速度超過
だけでは終わらなかったようだ。それで応援のパトカーが駆けつけたという状況だ。
200系クラウン交取覆面のナンバーは「北九州300 や 12-44」だ。
検挙された170系クラウンのエンジンルームを撮影する隊員。盗難車で手配されていた車両
だったのだろうか。この後、運転手もろとも署へと連行だったそうだ。
当サイト情報提供者の方より頂いた陸自式典画像。ありがとうございます。撮影は秋田県
秋田駐屯地。「秋田駐屯地創立63周年記念行事」での物だ。日章旗を掲げて82式指揮
通信車が行く。
赤スカーフが印象的な隊員が続く。
ホルスターには「9mm拳銃」と思われる拳銃が。ホルスターの形状もかっこいいなぁ。
チビっ子の諸君(死語)を特設の荷台に乗せてのデモ走行。アクティブ投光機、サーマル
ジャケット装備仕様の74式戦車。
同戦車の大きな特徴がアクティブサスペンション。車体を前後左右に傾斜させる事ができる。
車体を低く構えて、砲塔のみを敵側の見通し線に露出させて射撃が可能となっている。
山岳地帯の多い日本の土地柄を考慮してのスペシャル機能。
流線型の砲塔が印象的。これは敵側からの砲弾を装甲の厚さや材質ではなく、丸みを帯びた
形状でその砲弾を滑らせて弾くという考えに基づくもの。
FH70こと、155mmりゅう弾砲。牽引モードから射撃モードへの移行デモ。
砲を旋回させる。なお、このりゅう弾砲には1,800ccの富士重工製水平対向エンジンが搭載
されており、ある程度の距離であれば自走可能。すげぇ…。ボクサーエンジン積んでるんだな。
180度旋回させて…
伏せの状態に。発射時の大きな反動を受け止める脚を展開させる。
射撃モード移行完了。砲塔先端の巨大なマズルブレーキが印象的。同砲はドイツ、イギリス、
イタリアの3国の共同開発。それを日本では日本製鋼所がライセンス生産している。
模擬戦闘訓練。動的展示ってヤツですな。ヘリによる戦力の迅速展開。ヘリボーンだ。
かっこいいなぁ。映画のワンシーンの様だ。だがそれは訓練時だからこそ言える事だ。実戦が
あってはならない。
宇宙ライダー、かぁっこいい!偵察隊バイクが隊員立ち乗りで登場。
バイクを寝かせてからの
射撃体勢。バイクが盾になっている事が判る。
構えるは89式5.56mm小銃。豊和工業製。カートキャッチャー付。
地を蹴り上げて87式偵察警戒車が登場。威力偵察を任務としている為、砲塔には25mm機関砲を
装備している。スモークディスチャージャーも装備。
普通科隊員による第一匍匐。
プローンポジションでの射撃姿勢。かかとがしっかり寝ている点にも注目だ。
泥水に浸かりながらの射撃姿勢。構えるは分隊支援用の5.56mm機関銃MINIMI。ベルギーの
FNハースタル社が開発。日本では住友重機械工業がライセンス生産。画像ではコッキング
ハンドルを引く瞬間ってのがまたイイ。ナイスショットです。
自衛隊VSゾンビ(ロメロ系でボスキャラ無し)のハードアクション映画、無いかなぁ。それか
近藤和久氏の「血を吸うマンション」をベースとした対クリーチャー市街戦アクション。
キッチリ警察車両も押さえて頂いている。ナイスです。来賓で呼ばれていたのだろう。パンダで
来てしまう所がまたイイ。四駆仕様の200系クラウンパンダ。
対空表示無し。リアバンパーにはセンサーが。警察車両には珍しい装備だ。
当サイト情報提供者の方より頂いた危険予知画像。ありがとうございます。撮影は国道230号
中山峠。喜茂別側から札幌へと向かう方向の登坂車線。危険予知とは書いたが、実際には
この画像からはその片鱗を見る事ができない。全く写っていないというか、見えないのだ。
進んでみよう。
この画像でも対象は見えない。実はこのポイントには白バイが隠れている。左側のガード
レールの切れ目左側には細い林道がある。その奥に白バイが待ち構えているのだ。
更に進んでカメラアングルは真横。コーナー中のドライバーには無理な視界となる。だから
こそ白バイが居る。この次のショットで
ようやく白バイが確認できる。それでもけっこうツライ見え方。
これでようやく。すげぇ…。思わず笑みさえ漏れそうな程の隠れ具合。隊員はこの場所で
やってくるクルマのエンジン音や走行音を聴く。それで大体の速度が判る。更には目測を
行い、「目に付いた」車両であれば、それ目掛けて本線に合流してくる。あっと言う間に
追いすがり、速度測定を終えて検挙となる。気分良く飛ばして、後ろから追い上げてくる
車両も無いと思っていたら、次の瞬間には後ろからサイレンを吹鳴させた白バイが貼り
付いていたという状況は、この待伏せパターンによるものだ。それでは問題のシーンを
もう一度見てみよう。
居ると判っていれば気付くのかもしれない。だが実際かなりの難易度だ。
何度も言うが、これを峠を上って行くドライバーが目視するのはまず無理だ。
首を斜め後ろにかしげて見ていても、一瞬でまた茂みに隠れてしまう。これは試されてる。
安全運転の能力が。気合入れて峠に臨まなくては撃墜される。
現場を地図で確認。だが、白バイの待伏せポイントはここだけでは無い。国道を横切る
林道や、白バイが隠れる事のできる空き地は他にも多数ある。
追跡モードの同峠での白バイ。安全運転でいかなくちゃな。事前に発見して減速したら
イイとか、そういう事じゃない。道交法順守で行こうぜ。
そしてこちらも国道230号中山峠での取締り。ここは正に取締りパラダイス。秋の行楽
シーズンを迎え、取締りは今後も激化するだろう。同峠は正に激突戦域だ。木陰に
スポイルされてはいるが、道路左即端に測定器が設置されている。そしてその後方には
機動隊カラーのバスがジッとこちらを見ている。
白バイ待ち伏せポイントを超えて更に札幌方向に進み、山頂を越えて約6キロの地点。
交機に代わってこちらでは南署交通課が待ち受ける。
ポイントを地図で確認。左コーナーをクリアした直後に測定器がコンニチワ。
日本無線製のJMA-240。
型式には同機器の後期型になる「A」が付与。署側でも丁寧にラベルプリントで自己紹介。
装着していない部署に言わせれば、あんなもの付けて無くてもいいんだと視線をそらして言う
分度器がしっかりと装着されている。正しい使用方法と言える。
現認係はバス内に。
操作用ケーブル類は車内に引き込まれ、違反車両発生を知らせるスピーカーはステップに。
停止係。他の取締りポイントに見られるような隠蔽行動は無し。
「ピョ~」というマヌケな音が先程のスピーカーから発せられる。もっとかっこいい音に
したら盛り上がるのにな。ホワイトベース内でよく流れていた、あの警報音とか。とにかく、
停止係がダッシュだ。
前方の白い車両が検挙対象。
真実の瞬間に遅れをとるとこうなる。安全運転しなくちゃな。マジで。
終わった。完全に終わった。
この後、自身の叩き出した記録を現認させられて、違反切符の発行となる。
中山峠を降り、更に札幌方向へ。南区豊滝方面 国道230号。豊滝除雪センター手前でのレーダー
パンダ待伏せ。左側の橋の欄干の切れ目、茂みの辺りにソイツが居る。
現場を地図で確認。キッチリ押さえていきましょう。
このポイントは、今では日中に南署交通課が待伏せを行っているが。以前は夜間に交機が
同じ事をしていた場所でもある。素晴らしい。なお、所轄がここでレーダー、交機が同じ
エリアで白バイもしくは覆面投入というゴールドマッチが実現する場合も。大当たりってヤツだ。
JMA-5E搭載仕様の150系クラウンパンダ。
何度も書くが、国道230号中山峠を目指す時にはありとあらゆる手法の交通取締りに期待
した方がイイ。設置式ネズミ捕り、レーダーパンダ、白バイ、そして覆面にも。激突戦域だ。
カメラの準備はいいか。