世界びっくりカーチェイス2
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2010ラリージャパン
画像アーカイブ


2010年9月世界ラリー選手権第10戦が北海道は札幌を中心に
開催された。クローズドではない道を世界最高峰のラリーカーが
行く。ロードセクションでは公道を一般車両と共に。そして
スペシャルステージでは全開走行。残念ながら、2014年現在では
同ラリーの開催予定は聞かれない。あの焦燥感にも似た興奮が
再びやってくる事を期待して、当時のラリー画像を振り返る。


ヘッドクォーター、サービスパーク、メディアセンターが集約
された月寒ドーム。道警視閲式が毎年開催されるあの場所だ。
ここは本当にゆかりがある場所だと思う。いい所だ。


当時はネーミングライツによって「北翔クロテック月寒ドーム」
という名だった。大人の事情でその命名権は解消され、2014年
現在は「ケーズデンキ月寒ドーム」だ。


競技開催前のパルクフェルメ。チケットなし、無料で見る事が
できた。今にしてみれば凄い事だ。


ドライバーはもちろん、メカ等のクルーの姿はほとんど見えず、
それはそれで不思議な光景だった。


フォード・フォーカスRS WRC。戦い前のキレイなボディー。
こういう姿もまたいい。


レッキ用の車両だろうか。フォード・フィエスタ。


まだ空輸時の積載状態のマシン。完全に「箱入り」にして輸送だ。


2010年には残念ながらスバルのマニファクチャラー参戦は無い。
だが、車両スポンサードという形でラリーには参加。オフィシャル
カー仕様のインプレッサWRX。


フォレスターオフィシャルカー。WRブルーがかっこいい。


物凄い数のホイール。OZだね。すげぇ…。この一塊で幾ら
するんだよ…。


BPフォード・アブダビ・ワールドラリーチームのフォーカスRS WRC。
かっこいいなぁ。


シトロエン・トタル・ワールドラリーチーム。真紅のカバーの中身は
シトロエン・C4 WRC。ネームプレートの示す通り、WRCの雄、
セバスチャン・ローブ機のブースだ。


どことなくオシャレにさえ感じる居住まい。だが、このベールの下の
マシンは「戦闘機」なのだ。


ロードセクションへと出るシトロエン・C4 WRC。ゼッケン8はF1ドライバー
でもあったキミ・ライコネン機。


プライベーター機も続々と出発。かっこいいぜぇ。


ゼッケン105はアニキこと哀川翔が駆るフォード・フィエスタ。


こちらはレッキから帰還のボルボ。洗浄中。


レッキでもハードな走行を行なう事が伺える。トランクフードにもピンが
設けられている。バンパーにはジョークで落書きが。FLAT OUTとは
全力走行という意味だ。


再びロードセクション。一般車の中をラリーマシンが行く。これこそ
日常の中の非日常。ラリーの魅力の一つだ。


道央道を経由してSSへと向かう。道を行けばラリーマシンが居る。夢の
ような数日間が続いたもんだ。


札幌ドーム内に設けられたスーパースペシャルステージ。過去のWRCでも
類を見ない屋内使用のSSS。


プロ野球が行なわれているその場所でラリー競技が行われている。
凄いよなぁ。


ジャンピングスポットをクリアしていくのはゼッケン11のぺター
・ソルベルグ機。


またいつの日か、WRCカレンダーにJAPANの文字が出てくる事に期待したい。


キミ・ライコネン機は痛恨のトラブル。立ち上る白煙に緊張感が走る。


ライコネン選手、コ・ドラのリンドストローム選手も幸いにして無事。


しかしマシンは自走不能に。サルベージの為にオフィシャルとその車両が
駆けつける。


サービスパークやロードセクション上ではサインをもらえる機会がある
のがWRCの魅力だが、こちらのキミ・ライコネン選手にあってはかなりの
高難易度だったそうだ。ニックネームは「アイスマン」。そこからも
難易度の高さが伺える。


彼はこの翌年、プライベーターとしてWRCに参加し、それと並行して
NASCARにも参戦し、その後再びF1に参戦。バイタリティーのある活動を
続けている。


哀川翔選手。声援にも気さくに応えてくれて、アニキ!と慕いたくなる
ようなご本人だったそうだ。


ミッコ・ヒルボネン選手。礼儀正しい好青年のイメージを地で行く人物像で、
日本でもファンが多い選手の一人。メカにも強く、その能力を生かして
スペシャルステージ中のメカニカルトラブルからの奇跡の生還を果たした事も。


かっこいい…。「男」だねぇ。セバスチャン・ローブ選手。WRCにおいては
出場回数152に対して優勝回数78。凄まじい勝率。シリーズチャンピオン
回数は9。凄い。凄すぎる。残念ながらWRC第一線からは退いているが
2014年からは世界ツーリングカー選手権WTCCに参戦。


セバスチャン・オジェ選手。ラリージャパン2010の優勝選手だ。2013年
WRCのドライバーズチャンピオン。「セバスチャン・ローブ時代」後のWRCの
雄の一人だ。


大人気ドライバー、ぺター・ソルベルグ選手。スバルがワークス参戦して
いた時にはそのドライバーを務めている。明るく開放的な性格、またファン
にも気さくに応じる人柄で正に大人気の選手。残念ながら戦績は順風満帆
とはいかず、スバルのワークス撤退後はワークスのシートは確保できず、
このラリージャパンにおいても自チームを率いての参戦となっている。
だが日本のファンも数多い彼が姿を見せればたちまち人だかり、ロード
セクションでも彼のサインを目当て多くの人が沿道に立ったそうだ。






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