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2023/Text No.083
夏の交通安全運動に合わせ全道一斉検問実施
当サイト情報提供者の方より頂いた210系クラウンパンダ他集結画像。
ありがとうございます。これは事件ではない。これから検問が敷かれる
シーン。素晴らしかな検問。この甘美な響きにはついつい吸い寄せ
られてしまう。
現場は札幌市中央区北11条西13丁目 道道453号 市立札幌病院前。
札幌交機と札幌方面中央署合同による検問。輝け! 全道夏の交通
安全運動による全道一斉検問の一つがこれだ。
これまでも幾度となく行われてきた定番ポイントの検問。中央分離帯
が存在し、右左折で逃げられる事もないエリアは検問にうってつけ
のロケーション。故に人気の場所と言える。
足並みを揃えるまでは車両を第1車線側に寄せて、
陣地転換。第2車線へ各パンダを移動させて実施体制に。
ここからはこの検問をドライバー視点で見ていこう。※走行しながらの
撮影です。検問ダイブ。しんがりはE26キャラバン事故処理車。
次点は210系クラウン交取覆面。逃走車両追跡用配置という感は無く、
休憩場所としての運用。
オマエの息くれよ…。
次は我々の番だ。検問通り。オ～シャンゼリゼ。
カマーン、カマーン。検問ダイブ画像はここまで。
検問先頭パンダは第1車線側に配置してクランク形状を作る。突破させ
にくくさせる事が目的だ。
息くれよ隊先頭。
検問って本当にいいものですね!
あらためて最後尾から見ていこう。何度見ても良いものなのだから。
峠の茶屋と化した札幌交機所属210系クラウン覆面。
ナンバーは「札幌303 す 80-22」
検問終了時の同覆面。この時は赤色灯点灯だったんですね。
今回の検問は開始時刻が若干早い午後10時過ぎで交通量が多く、
いわゆる検問渋滞が形成された。飲酒運転その他の違反を取り締まる
事が目的なのだから、より多くの車を網に掛ける目論見は達成できて
いると言える。
再び先頭へ。
札幌方面中央署所属210系クラウンパンダ。
札幌交機所属V37スカイラインレーダーパンダ。
別個体V37スカイラインレーダーパンダ。
後の報道では今回の一斉検問で飲酒運転は5件の摘発があったそうだ。
その内の1件がこの検問で起きている。警官に促されて歩くのは
飲酒の疑いが出たドライバー。我々はこのドライバーを「シェル男」
と呼ぶ事とする。
アルコール検知キットを積んでいるのはクランクを形成させる役割を
務めている210系クラウンパンダ。それに乗せられるシェル男。
口を水でゆすがせた後、アルコール検知キットで呼気を調べる。検知
キットは2023年現在で「DPA-1S」「DPA-5」「DPA-7」の3種類が存在する。
いずれにせよ検査の結果、規定以上のアルコールが検知された。
シェル男が飲酒運転男にもなった瞬間の時刻を警官が告げる。
歩行検査。これで真っ直ぐ歩けなければ異常歩行として酒酔い運転、
きちんと歩く事ができれば正常歩行として酒気帯び運転となる。
検知されたアルコールの数値はこの場合は関係ない。他にも直立能力の
確認や言語状況の確認もある。「大声」「くどい」「悪口雑言」等の
発言傾向があると不利になっていく。酔っていなくてもそういう
傾向のある人間は死刑でもいいと思います。
シェル男の処理が進む中、VIP待遇で検問陣地にご案内される車両が。
本部交通指導課員が乗る260系アリオン覆面。お偉いさんの視察
という事なのだろう。このアリオンは今回以降の記事で掲載予定の
西区での飲酒検問記事にも登場する。
シェル男のせいで規制車線が第1車線から第2車線に変更しており、
これを元に戻す為にシェル音マシンを警官の運転により検問先頭に
移動させる。この後は運転代行業者が引き取りにきたそうだ。
陣地転換の際、一時的に両車線を潰して状況をリセットするV37
スカイライン2台。カッコいいなぁ!
珍事も発生。この白色の軽は再度の陣地転換により第1車線へ移動
するよう指示を受けた際にパイロンに接触。事態に気付いて停止
させる警官数名。
まずは落ち着いてくださいね運転手さん。こういう状況、ドライバーを
数えきれない程見てきた警官の冷静さが光る。
こうした光景もまた検問撮影に華を添えるというものだ。しっかり
押さえて頂いている。ナイスショット。今後も皆様からの検問
画像をお待ちしております。カメラの準備はいいか。
当サイト情報提供者の方より頂いたパンダ待伏せ画像。ありがとう
ございます。撮影は岡山県岡山市北区御津宇甘。県道31号に県道367号
が合流する交差点の一時停止無視を監視中。このアングルではパンダは
丸見えだが、合流しようとする県道367号側からだと建造物が陰に
なりパンダは見えにくい。
Googleストリートビューで見る監視対象交差点。パンダが待ち伏せて
いる側の景色は樹木等でクリアではない事が判る。そういう所に
ちゃーんとパンダが居るって事だ。
現場を地図で確認。きっちり押さえていきましょう。一時停止という
のはタイヤがきちんと静止状態になって初めて発生する状態。
確実に止まりましょう。
当サイト情報提供者の方より頂いた神奈川県警横浜水上署画像。
水上にあるのかと思ったら陸地にあるんですね。ヴェネツィア
みたいになってたらオシャレなのに。
という訳で移動手段はゴンドラではなく車。ウンディーネは居ません。
手前から200系クラウンパンダ、260系アリオン、E26キャラバン
事故処理車。
手前はY12AD捜査用覆面、その隣がC27セレナ捜査用覆面。ADの覆面は
所属や運用が気になる所だ。
Keiパンダ。この車の名前を伝えるのは難しく、アボットとコステロ
のコントのような状況が展開する。
「車何乗ってるの?」
「Keiだよ」
「軽なんだね、で、車種は何?」
「だからKeiだって」
「軽なのは判ったから、その車種は何?」
「さっきから言ってるだろ、Keiだってば」
という事になる。これにメーカー名を入れた所で「スズキの軽」と
判断されて話は進まない。Keiのパンダは珍しく感じる。POLICE
マーキング入りがいいね。
※画像はYahoo! ニュースサイトより。
札幌方面西署が大チョンボ。警察署内に不法侵入した47歳男性に制服を
盗まれるという事案が発生。制服は盗難された直後に偶然にも同署
駐車場でパトカーを洗車していた警官が、上半身だけ制服姿の不審な
人物に気付いて声掛けして盗難が発覚したというもの。上半身だけ
制服。ゴリラーマンスタイルだね。これ、たまたま洗車していた警官が
居たからまだ良かったものの、そうでなければどうなっていた事か。
だから現場においても例え相手が制服を着ていても、それが警官だと
信用できないと言っている。そこで重要なのが警察手帳の提示だ。
制服着てるからと警察手帳を提示するのを拒むのも居れば、なんなら
私服の時でさえ「お前に見せる警察手帳は無ぇ」とほざく札幌機捜隊員も
いるからなぁ。その人は後日監察官室案件になり、当サイト経由で
他の部署の警官からも有名になりました(空想)。なお、この件を受けて
西署では洗車する頻度を増やす事にしたそうだ。あっぱれ!
当サイト情報提供者の方より頂いた札幌市西区の道警琴似庁舎画像。
ありがとうございます。札幌機捜の覆面を狙い撃ちにしようキャン
ペーンであるなめたけ作戦は半永久的に継続される。今回もまた
新たな戦果の報告が入った。同機捜が本隊を置くこの琴似庁舎だが、
各部署の駐車スペースというのは決まっているのだが、今回は
イレギュラー的ポジションに機捜覆面が。
130系マーク札幌機捜覆面「札幌302 め ･661」通称ムロイ。たまたま
今回はこの場所に駐車なんだろうが、今後もここに置いてもらって
我々は構わない。昔この場所は札幌自ら隊パンダのスペースだったが、
歩道からレンガを投げ込まれて火を放たれるという未解決事件があり、
それ以降は捜査用覆面が置かれるようになった。
ムロイを撮影してすぐ、庁舎内からこの3人がすっ飛んできたそうだ。
例の札幌西署での制服盗難事件があったので、今だけはピリピリして
いるとの事。うん、今だけだね。ピリピリ期間はせいぜい2週間程度。
もしかたらそれよりも短いかも。なお、声掛けに際して撮影の理由を
聞かれたそうで、「なめたけ作戦です」と応えるとホッとした様子で
庁舎へ戻っていったそうだ。これがその1枚。札幌機捜の皆さん、
あなた方有名になってますよ。良かったですね。
作戦続行。庁舎から出てすぐの場所で70系カムリ札幌機捜覆面を
撮影。サンバイザーを下ろしているのはきっと太陽が眩しいからだね。
誰だそこで笑ってるの(笑)。
運転席の奴がマイクで1曲歌い出したそうだ。なんとも言えない
気持ちになる助手席。
歌う時にはマイクを横に持つタイプなんだね。これでまた一つ我々は
エピソードを手に入れた事になる訳だ。札幌機捜は他の部署から
楽な所と言われており「ご褒美タイム」と陰で言われている。我々に
までそのおすそ分けをしてくれる。ありがたいねぇ。言いたい事
あるなら降りて来い。ちゃんと警察手帳を見せてから言いたい事
言え。あー、警察手帳提示拒否するの得意でしたね、アンタの所。
※実際には「写真を撮るな」とほざいていたとの事。うち、そういうの
やってないんで。
当サイト情報提供者の方より頂いた飲酒運転取締り現場画像。
ありがとうございます。撮影は札幌市中央区南6条西6丁目。
深夜から早朝にかけての酒取り任務。
札幌交機所属210系クラウン「札幌303 す 81-07」
夜も明けてきたかという時間での検挙。この空の独特の色がいいんだ。
良い景色だなぁ。ナイスショット。
札幌交機においては以前の大隊長時代にはこうした酒取り任務に加えて
検問の実施も盛んだった。だが現大隊長になってからは検問はほとんど
やらなくなった。効率の追求の仕方が違うだけで、どちらが正解で
どちらがが間違いという事はないのだが、検問の頻度が激減したのは
寂しい限り。
早朝の市街地を行く。今後も皆様からの酒取り任務画像をお待ちして
おります。カメラの準備はいいか。
