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2023/Text No.077
覆面パトカー搭載の速度測定用レーダーを公開 熊本県警
当サイト情報提供者の方より頂いた「第49回熊本県警察交通機動隊
安全運転競技大会」画像。ありがとうございます。熊本県熊本市
北区明徳町の県警自動車訓練場での撮影。県警自前の車両運転に
係る訓練場を所有しているというのがうらやましい。道警はこの手の
訓練場を持っていない。免許試験場を使用する他は場所を借りての
訓練。
本大会では競技の他にもこうした訓練展示も行われた。
大会には15名が参加。全国大会出場を掛けて本大会に臨む。
CB1300P、かっこいいなぁ。
競技開始。
パイロンで設定されたスラロームをクリアしていく。車体と地面の
ミリ単位の空間がスリリングだ。
高い気温とアスファルトからの照り返しという過酷な状況の中、
自身の能力を最大限発揮していかなくてはいけない。
こちらのCBは灯火類がハロゲン仕様。
手前2台はマイチェンが入り灯火類がLED仕様になっている。
白バイ大会の痺れるシーンもさることながら、強烈な印象を与えた
のはこの展示車両。全国的に配備が今も進む220系クラウン交取覆面
なのだが、車種自体は珍しいものではない。
ナンバーは「熊本301 ほ 64-46」 リアも特段変わった様子は無い。
問題の箇所はここだ。後部座席中央のせり上がっているヘッド
レストの後ろに白色の機器がある。これは速度測定用レーダー。
コイツはレーダ―覆面パトカーという事になる。これまでも都市伝説
としてその存在が噂された事はあるが、こうして実在するとは。
銘板が確認できる。機器は日本無線製で型式はNTG-454A。これをネット
検索しても該当する機器は出てこない。「後方照射で速度測定を行う
機器である」と展示対応の交機隊員からは言質が取れている。
車内。タフパッドの下部分に注目。
レーダーのリモコンが確認できる。
リアガラスはお馴染みの真っ黒スモークなので車内のレーダーを見る
事はできない。
該当部分のイメージを増幅させてみる。デジタル技術の驚異って
やつですな。確かに四角形の機器がガラス越しに見える。レーダー覆面
凄いねぇ。具体的な運用方法はどうなるのか、全国的に配備が進む
のか、これに対応する探知機はあるのか、色々と夢が広がる。そもそも
速度違反をしなければ何も気にする必要がないのでわぁ? あ、はい。
うちそういうのやってないんで。オマエなんでここに居るの?(笑)
当サイト情報提供者の方より頂いた警官集結画像。ありがとうございます。
撮影は群馬県高崎市高崎駅付近。要人来訪に伴う政治団体による街宣
活動も行われたそうで、これはその警備の為のものだそうだ。手前に
写るコンテナトラックは資機材運搬車と思われる。
大型人員輸送車。
関東管区機動隊群馬中隊 伊勢崎小隊のプレート。
E51エルグランド覆面。元は皇宮警察所属機との事。それが所管替えにより
群馬県警へ。グリルを一部切り欠きして前面警光灯が配置される。
奇麗なフィッシュだね。
ルーフにはユーロアンテナの他、ホイップアンテナの基部、反転式赤色
回転灯用のフタが確認できる。
Y51フーガ警護覆面。ユーロアンテナ2本に針金アンテナ1本を装備。
当サイト情報提供者の方より頂いた70系カムリ捜査用覆面画像。
ありがとうございます。撮影は札幌方面中央署札幌駅前交番
駐車場。札幌駅までお越しの際は是非この場所のチェックを。
なめたけ作戦は終わらない。コイツは札幌機捜所属「札幌303
ち 84-82」捜査用覆面にも関わらず何故こうしてナンバーを
隠さずに記事にし、なんなら同機捜所属覆面のナンバーリスト
まで公開している。それは何故か。それは札幌機捜が我々に
なめた真似をしたから。ならばこちらもなめた真似をさせてもらう。
作戦のおかげで正義感空回りのおめでたいアカウントのお気持ち
表明までネタにできて大変面白い。今後も皆様からの札幌機捜
覆面画像をお待ちしております。カメラの準備はいいか。
当サイト情報提供者の方より頂いたV37スカイラインレーダ―パンダ画像。
ありがとうございます。撮影は岩内郡共和町ワイス 国道5号 共和町
駐車場。道路脇に設けられたP帯ではレーダーパンダの待伏せに期待
せよ。これからの時期は車道とP帯の間にある茂みの枝葉が伸びるので
パンダの視認率は下がる。しっかり確認していきたい。
現場を地図で確認。きっちり押さえていきましょう。
札幌方面岩内署交通課所属機。
搭載レーダーはJMA-401。こいつに対応できる探知機は現時点では
存在しない。
こちらは札幌方面倶知安署交通課所属の別個体同型機。
違反車両を追跡。
はい撃墜。うきうきサイン会。戦場で棒立ちしていて背中を刺される。
本機は2022年度調達機で稼働開始から3ヵ月程度のニューマシン。
同年度調達機から前面警光灯がこれまでの同スカイラインレーダー
パンダの物よりも大型化された。
また、リアバンパーにもPOLICEマーキングが追加された点も新たな
ディテール。今後も皆様からのレーダ―パンダ画像をお待ちして
おります。
当サイト情報提供者の方より頂いたV37スカイラインレーダ―パンダ画像。
ありがとうございます。撮影は虻田郡洞爺湖町で開催の「TOYAKO
マンガ・アニメフェスタ2023」でのもの。札幌方面伊達署交通課所属機
がイベントに参加。奥に見える建物は北海道洞爺湖サミット記念館。
この個体は元は札幌交機所属機。
その名残としてルーフには「札」マーキングが残る。搭載レーダーは
LSM-100。レーザー仕様。
当サイト情報提供者の方より頂いた陸上自衛隊 上富良野駐屯地
創立68周年記念行事画像。ありがとうございます。雨天の中行われた
各展示を見ていこう。
上富良野紫彩太鼓部による演奏。の富良野市の名物であるラベンダーの
色である紫にちなんだ名称。
88式地対艦誘導弾。上陸を目論む侵攻部隊を洋上で撃破する事を目的と
する。
発射態勢時。
75式ドーザ。建設車両を装甲化し、他機甲化車両に随伴あるいは追従
できるよう最高時速45キロで走行できる。普賢岳火山災害での災害派遣
実績がある。
10式戦車。第2戦車連隊所属機。
90式戦車。こちらも第2戦車連隊所属機。ドーザー付仕様。
中型セミトレーラに積載された坑道掘削装置。トンネル型の陣地を
構築する為のもの。第301坑道中隊所属。坑道中隊は全国に3つのみ
存在。ジェットモグラの愛称がある。ジェットモグラと言えば私は
コミックボンボンに連載のプラモ狂四郎を思い出す。
冒頭に登場の88式地対艦誘導弾のような大型の車両が利用できる
サイズのトンネルを掘る事もできる。掘削した土砂は上部に装備の
ベルトコンベアで後方に運搬される。
M110A2 203ミリ自走榴弾砲。第4特科群第104特科大隊所属機。2023年度
をもって用途廃止になる予定との事。もしかしたら行進する姿を
見る事ができるのはこれが最後かもしれない。
巨大な砲身と露出している装填部分が印象的だ。
多連装ロケットシステム 自走発射機M270 MLRS。車体後部搭載の
コンテナにロケット弾を搭載。子爆弾を無数にバラ撒くクラスター弾
を使用する事で飽和攻撃を無力化するというのが当初の運用目的
だったが、クラスター弾使用を禁止する条約に日本が署名した為、
今は単頭弾仕様のロケット弾を使用する。
発射態勢時。映画「シン・ゴジラ」でのタバ作戦においてはGPS誘導
ロケット弾を70キロ離れた地点からゴジラへ向けて発射するシーンが
記憶に残る。