Back Number
2020/Text No.102
※画像はYAHOO!ニュース 共同通信より。
レーザー式レーダーを使用した速度違反捏造裏ワザ「吉本メソッド」
による「やぶさめモード」に伴う道警不祥事について動きがあった。
裏ワザ発見者の吉本潤警部補と一緒に「やぶさめモード」を実行した
部下3名が書類送致。パンダには2名乗車。1名が速度違反を作り出す
為にアクセルを踏み込む係。もう1名がその速度を前方の一般車の速度
と見せかけるために装置を不正操作(電柱にレーザーを撃ち込む)する係。
吉本だけではできない裏ワザだから、この3人の送致はいわゆる
芋づる式ってヤツだ。
事件発覚からの新聞切り抜きを額に入れている。吉本コレクション。
3警官が芋づる連チャンなのは前述の通り。記事の最後が大雑把で半分
正解半分不正解の内容になっている。「道警によると、不正に使われた
パトカーと同型の車両は、同容疑者の逮捕後に稼働を停止している」
とある。実際には札幌圏内では不正に使用されたレーザー式レーダー
による速度違反取締りを行っておならず、追尾式による速度違反取締り
は続行。札幌圏以外、少なくとも函館交機ではレーザー式レーダーに
よる速度違反取締りは逮捕後も引き続き行われている。
※画像は北海道新聞ホームページより。
そして続報が。吉本潤警部補は吉本潤ちゃんになってしまいました。
懲戒免職です。退職金出ません。これは身内に甘い警察の処分としては
花まるぴっぴクラスの処遇。道警はレーザー式レーダーパンダを今年度
も9台新規購入している。これまでも毎年増車して、現在は全道で48台
が稼働している。それに潤ちゃんが泥を塗った形に道警大激怒といった
所か。実際、取締りの現場においては、レーザー式レーダーを使用して
いないタイプの速度違反検挙、あるいは速度違反以外の検挙においても
ドライバーから「信用できない」と激しく抗議、違反事実を否認される
ケースが後を絶たない。
吉本コレクションが更に充実。額縁を追加した。
ホームページ内の記事よりも追加で更に詳しく報じる紙面。これに
よると、
吉本潤 → 懲戒免職・起訴
吉本の部下1人(30代男性巡査長) → 減給6か月・起訴猶予
吉本の部下2人(いずれも30代男性巡査長) → 戒告・起訴猶予
やぶさめモードを黙認した吉本の上司(50代男性警部) → 減給6か月
やぶさめモードを黙認した吉本の上司(40代男性警部) → 本部長訓戒
というラインナップ。釧路の〇〇さん、大丈夫ですか?我々の調査
の手が伸びてますよ。本人ではなく外堀から。おっとこれ以上は。
で、記事内ではもう一つ気になる内容が。
不正に使われたパトカーと同型の車両は10月末に改修を終え、車両の
走行中にレーザー照射できないようした。
というもの。本件に関しては、48台あるレーザー式レーダーパトカー
のうち、その大半をしめる前方照射仕様(吉本仕様)が改修対象の
大半であって、それをこれだけの短期間で改修できるとは考えにくい
との見方がある。吉本逮捕が10月12日。40台近いレーザー機の改修を
10月31日までに終えたという道警の答弁に関しては、「道警にしては
仕事が早すぎる」との声があがっている。確かに早すぎる。これ、
レーザー式レーダーによる取締りを早く復活させたい為の見切り発車
と考えていいだろう。そう思われても仕方がない事を道警はやった。
だが、なんにせよ、レーザー式レーダーによる速取りが復活するのは
素直に歓迎したい。我々は待った。アナベル・ガトー並みに待った。
早く取締りを再開しろ。こちらも待ち構えている。函館交機だけが
自粛せずに独断で取締りを続行していたが、これでようやく足並みが
揃う。我々のカメラの準備はできている。
当サイト情報提供者の方より頂いた納車前パンダ画像。ありがとう
ございます。撮影は東北マツダ秋田中央本店。
車種はMAZDA2。交番パンダとしての導入だろうか。マーキング類が
施され、後は登録待ちといった所か。
当サイト情報提供者の方より頂いた事故現場画像。ありがとう
ございます。現場は豊平区福住3条5丁目交差点。ここは事故が
多発する交差点。今夜もまたその魔女の婆さんの鍋に放り込まれた
のがここに。
熱いポイントを地図で確認。これからも何かが起こるだろう。
カメラの準備はいいか。
当サイト情報提供者の方より頂いた恐ろしい事故現場画像。ありがとう
ございます。事故は本当に嫌なものだ。誰もが望んでいないのに、
時間も金も失われていく。奥にはその悲惨な光景が確認できる。
片側1車線の直線道路。そこで軽自動車が横転。一体何があったのか。
奥の交番パンダが事故車両をすれ違い様に両断したみたいに見えるが
それは違う。
200系ハイエース指揮車。「OBIHIRO」のマーキングが119番をミックス
して「OB1H1R9」になっている。ゲーム「グランツーリスモ」の名曲
SOUL ON DISPLAYが5OUL ON D!SPLAYと表記されるみたいでカッコいい。
痛いよぉ~!
よそ見してないで起こしてよう~! 事故は本当に悲惨で恐ろしい
ですね!
もう一台居た。怖いですねぇ、怖いですねぇ。今後も皆様からの
事故現画像をお待ちしております。
当サイト情報提供者の方より頂いた210系クラウンパンダ画像。
ありがとうございます。規制にあたる一見所轄パンダに見える
この個体、昇降機ユニットに「函」マーキングがない自ら隊機
なんだそうだ。イレギュラー機だね。そこがまたいい。そして
その奥には消防車両。火事場だ。
別個体同クラウンパンダ。こちらは外見からも判る自ら隊所属機。
火災現場では捜査用覆面を探せ。130系マークX捜査用覆面。警察が
火災現場に出て来るのには交通規制と事件性の有無を確認する為。
後者にあっては、放火行為の有無の確認が大きな目的の一つだ。
現場は函館市宮前町の2階建てアパートの1階との事だ。
この火災で住人の女性1名が死亡。
現場近くに居合わせたのだろうか、交機所属の210系クラウンレーダー
パンダも規制の支援の為に臨場。
別個体同クラウンレーダーパンダ。ホイールが気になる。純正
ホイールではないよね?
ドラマチック規制線。ナイスショット。
手持ち無沙汰とは言わないが、本来の任務に戻りたい気持ちもある
だろうな。この手の臨場ではいわゆる目標値の達成との関係性が
無いもの。
E26キャラバン鑑識車。今後も皆様からの現場画像をお待ちして
おります。
当サイト情報提供者の方より頂いた210系クラウン交取覆面画像。
ありがとうございます。撮影は旭川市豊岡1条6丁目。うきうき
サイン会の真っ最中だ。
ナンバー「96-51」が確認できる。こいつは旭川交機所属「旭川300
ひ 96-51」きっちり押さえていきましょう。発見し次第撮影と
行こうぜ。
過去に撮影して頂いた同車。当初はルーフにユーロアンテナ装備
だったんだね。今は秘匿性追求の為に車内に移設したか。だが
見破りポイントはまだある。ハイマウントストップランプが4灯
仕様。同クラウンのアスリートSの市販仕様は6灯仕様。
当サイト情報提供者の方より頂いたE26キャラバン投光車画像。
ありがとうございます。
所属は同県警第二機動隊。車体には「F II」のマーキング。
ドアにも「II」のマーキング。メッシュガード装着用のブラケット
が確認できる。ちなみに私が「II」でも面白いと思った映画は
「ターミネーター」「パトレイバー」「テッド」です。
フロントにもブラケット。樹脂製バンパーにもブラケットが。
リアにも。
当サイト情報提供者の方より頂いた210系クラウンレーダーパンダ
待伏せ画像。ありがとうございます。撮影は北斗市本郷 国道227号。
搭載レーダーは東京航空計器製のLSM-100。レーザー仕様だ。これは
先の記事で触れた、札幌交機の吉本潤ちゃんが開発した「吉本メソッド」
による「やぶさめモード」による速度違反捏造テクニックが行われた
機器でもある。渦中の札幌交機はコイツを不正防止仕様に改修する
まで、レーザーを使った速取りを中止している。※10月いっぱいで
改修した事にして、11月以降再開というシナリオ。なお、本記事の
コイツは函館交機で、「やぶさめモード」発覚後もそのままレーザー
方式を使用して速取りを続行。ここは一連の報道と異なる部分だが、
やる気があるって事でいいんじゃないでしょうか。いいわけないじゃ
ないの。
実際、この検挙劇も「やぶさめモード」発覚後直後のものだ。今回
餌食になったのは旭川ナンバーのレンタカー。レンタカーが餌食に
なるのは、ホラー映画で言う所の「アメフト部のヤツとその彼女」
みたいなもので、両者ほぼ確実に殺される。
待伏せポイントを地図で確認。きっちり押さえていきましょう。
LSM-100の前方照射仕様。つまりは吉本仕様。「やぶさめモード」は
パトカーが違反速度を達成させた際に電柱にレーザーを当てる手法
なので、後方照射仕様ではこの裏ワザは使えないのだ。
所変わってこちらは函館本部からの出待ちショット。210系クラウン
パンダ。自ら隊所属機。
210系クラウン交取覆面「函館300 な 60-14」通称ムレムレ君2号だね。
先程の北斗市での取締り現場記事で登場の同一個体機。
別個体後方照射仕様。「やぶさめモード」ができないヤツね。