サイト用語集
「BUBU前」
「BUBU前」とは、東区北38条東21 道道431号 丘珠空港通りのレーダーパンダ待伏せ
ポイントの事を指す。カーディーラー「BUBU」の敷地を利用して待伏せだった事から
この名が付いた。当サイト視点での「BUBU前」の変遷を見ていく。

2019年9月に当サイト情報提供者の方より頂いたサイン会画像。これが発端
だった。この時点ではこのサイン会が後のBUBU前に繋がるとの認識は無い。

丘珠駐屯地の前でこいつは一体何の取締りをしていたのか。

たまたま道を流していて、あるいは意図せず発生した赤無視でも取ったのかね。
本当にそんな次元だった。そして数週間後、

ドライブレコーダーによって、このBUBU前が初めてBUBU前たる画像を頂く。
こいつが謎のサイン会の正体第一報だった。

郊外の幹線道路ではなく、いわゆる市街地での待伏せ。

それに加えてここでの待伏せの何が面白いって展示車両にレーダーパンダがしれっと
混じっている点だ。正にカモフラージュ。

札幌交機による待伏せ。当サイトとしては、久々の「新取締りポイント」と
して期待度が一気に上がる。

2020年1月。冬季においても路面が出てさえいれば取締りは行われた。この
時点をもって、ここを「BUBU前」と呼称している。>

「冬になれば、雪が降るようになれば、速度取締りは行われない」という謎の
神話にしがみついたドライバーが軒並み撃墜される事態に。

覚えた冬の星座は、春になればすべて変わるだろう。

だが違反歴は5年間消えない。

気付いた時にはいつも遅すぎるものだ。だがその違反は罰せられる。

この後、路面が雪や氷で常に覆われる時期が訪れ、交機も繁華街の飲酒運転取締りに
シフト。BUBU前での取締りは行われなくなった。

2020年5月、BUBU前再開。ここから2020年8月現在にいたるまで、怒涛とも言える
取締りラッシュがスタートする。

2日連続、あるいは3日に1度、そういうペースでここでの取締りが実施される。

オーバー、

シュート。我々の間では一気に知名度の上がった取締り現場だが、取締りに無関心、
無知な一般ドライバーには魔女の婆さんの鍋の如し。

撃墜スコアを確実に伸ばす札幌交機。

取締り頻度の上昇に伴い、その認知度も上昇。何度も言うように一般ドライバーの
認知度ではなく、我々の認知度だ。

伴ってギャラリー、オーディエンス、名も無き模倣が増えてくる。なお、現場の
向かい側は陸上自衛隊丘珠駐屯地というロケーション。夜間での撮影だけに、
巡回警備中の陸自隊員より声掛けがある事も。きちんと事情を説明しよう。

これまでのBUBU前違反車両大賞はこちら。S13シルビアがレーダーパンダ射程内に検挙
速度で進入、レーダーパンダに気付いた途端に減速するどころか、更に加速する
という痺れる展開に。

もちろんレーダーパンダは追跡。しかしこの捕物はS13が逃げ切る結果で終了。S13は
左折で逃げるというセオリーを破り、分離帯の切れ目でスピンターンして更に
突き放すという方法で逃走している。これは中々見られるものではない。

これぞBUBU前。ベンツの奥にレーダーパンダ。

しかし異変が。カモフラージュ的な役割も果たしていた展示車が全てなくなるという
状況に。

これにより、レーダーパンダのセットポジションが更に敷地奥側にオフセットする
事に。

展示車を盾にしていた時よりは隠蔽度が低下しているようだが、それでも依然として
気付けないドライバーには気付けない。難易度はほぼ据え置きと言ってもいい。

こちらは珍しい検挙パターン。違反車両を検知して本線合流だが、

Uターンせずに、

そのまま対向車線側に。

そしてその先で検挙。これはレーダーパンダに対して向かってくる車両を測定する
前方モードではなく、レーダーパンダから遠ざかっていく車両を後方から速度測定
する遠去モードで測定している事が判る。BUBU前は条件さえ合えば、両方向取締り
である事がこの件で判明した。

これからもBUBU前は熱いポイントになるだろう。プレーヤーが入れ替わっても
取締りという名のゲームは終わらない。

このショットを撮影時、検挙車両の助手席に乗っていた人物から「パトカー撮影
してるの?趣味で?やべぇよ、そんなのやべぇよ」と「筋合い」という言葉を
連想させる物言いがあった。検挙された運転席の人間を擁護したい気持ちは判るが、
ここで捕まるようなマヌケが運転していたという事実に気付け。だが、この手の
矛先を向ける相手を間違える人間の存在を我々は認めるべきだ。その時、こちらは
どう対処すべきか。どう立ち回るべきか、それを自身の中に持っておくべきだ。
それはこのBUBU前に限った話ではない。どこの現場でも起こりえる。それをトラウマと
すべきか経験値とすべきかで、この趣味を続けられるかどうかが決まる。警察車両を
撮影する事、取締り現場を撮影する事、その事自体が異常な事を我々も自覚する
必要がある。要は開き直れって事だよ。

BUBU前に限った話に戻せば、前述の様にこのポイントは我々を含めた名も無き模倣者の
認知度が非常に高い。

レーダーパンダが待伏せるこの現場に、複数のカメラが一緒に待ち伏せている事がザラだ。

過去には最大8台ものカメラがここでレーダーパンダと共に違反車両を
待ち構えていた事もある。

検挙された車両のドライバー、同乗者に噛み付かれるのもまた一興。今後もここで
カメラの準備をしていく事を止めたくはない。このポイントでレーダーパンダが
待ち構えている限り。