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2016/05/Text No.16

第11旅団創立8周年・真駒内駐屯地開庁62周年創立記念行事スペシャル最終回。
まずは格闘展示の様子を見ていこう。

太鼓が「ドン!」と鳴る毎に形を披露。ハイテク化された現在の戦争スタイルも、
最終的には兵士一人一人の格闘技術に帰結する。

襲い来る敵をねじ伏せる。

このような格闘展示が演目になるのは珍しいそうだ。

射撃や兵器の操作だけではない。こうした訓練も日々行われているという事だ。

次は訓練展示。今回は戦闘訓練ではなく、各種災害派遣における活動訓練の公開だ。

土砂に埋もれた車両内からのレスキューを想定しての訓練。まずはその車両に
土砂を注ぐ。

結構ダイナミック。

準備も終わって訓練開始。まずは被災地上空を観測ヘリOH-6が飛行。被害状況の
確認を行う。

縦書きの陸上自衛隊マーキングがイかす。かっこいいなぁ。

KLX250を使用しての陸上偵察。

上空、地上から被害状況を把握した。倒壊家屋、孤立家屋、土砂埋没車両、そして
原発施設からの救助、搬送が任務となった。

レンジャー隊がUH-1Jで臨場。着陸は難しいとの想定からリぺリングで降下する事に。

ドアオープン。

ロープ投下。

降下準備を行う。

機体側面左右から同時降下を行う。

降下開始。

あっと言う間に降りていく。

降下完了。

降下を終えたレンジャー隊員はすぐさま孤立家屋での人命検索、救助を開始。その
手前には衛星単一通信可搬局装置JMRC-C4が展開。

通信局展開と同時に同じく陸上からは、自然災害時の初動対処部隊の高機動車が。

同部隊名称のFAST-Forceのプレートが。

チェーンソーを利用した家屋解体。

1トン半救急車臨場。

緊迫感溢れる救出劇が展開。

ただちに搬送が行われる。

土砂埋没車両の救助を開始。左の隊員は土砂内の人命検索、右の隊員はドア切断の
クリアランス確保作業を行う。

エンジンカッターによるドア切断開始。

要救助者を車内より搬出。

孤立家屋からの救助開始。再びUH-1Jが飛来。

今度はホイストによる降下、吊り上げでの救助を行う。

機内に装備の懸垂装置。これはホイストと呼ぶのが正しいのか、それともクレーン
なのか。

降下準備よし。

降下開始。

揺らぐ事無く機体を静止させるUH-1J。凄い。

家屋屋上へ。

吊り上げ準備よしの合図。

吊り上げ開始。

この吊り上げ救助のスタイルは日航機墜落事故のあのシーンを思い出してしまう。

間もなく機内へ。

慎重に収容を行う。

懸垂装置のアーム部分を機内へ。

原発施設からの救助活動。化学防護車が臨場。緊急車両扱いとなる為、赤色回転灯が
装備される。サイレン吹鳴も可能だという。

レミングス状態の原発職員役の皆さん。

96式装輪装甲車が搬送役を務める。

皆、カモーン。

なんだかチョップリフターみたいだな。MSXで遊んでたなぁ。懐かしい。

ゾンビ映画のワンシーンにも見える。自衛隊VSゾンビの映画って見てみたいなぁ。

収容完了。現場を離脱する。

ロールする車体がイかす。

化学防護車再び。かっこいいなぁ。モデルカーで存在しないのかね。

放射能汚染地域からの脱出劇の最後は、こちらの除染部隊が締める。

水を使用し車体に付着した放射性物質を洗い流していく。

車体全体を念入りに除染していく。これにて創立記念行事スペシャルは終了。
次回更新よりまたいつものサイトに戻ります。
