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2014/10/Text No.10
今回も道警視閲式の様子をお届けする。このイベントが終わると
間もなく冬が訪れる頃になる。前回記事でも書いたけれど、
なんだかしみじみしてしまうんだよなぁ。いや、まだ全国一斉
検問があるじゃないか。頑張っていきましょう。こちらの予想では
11月は6日(木)、12月は5日(金)でプレイボール。警察庁が
法則を崩してきたら仕切り直しになるけれど。
まずはパンダから見ていこう。自ら隊所属のBMレガシィ。前面
警光灯がハロゲン仕様。
こちらは前面警光灯がLED仕様。自ら隊所属機。
ぼちぼち退役する機体も出てきた180系クラウン。この式典でもその
参加数は少なかった。
200系クラウン。高速隊所属機。
機動隊所属の大型車両。これ、昨年は来てたかね。
迫力あるなぁ。
マーキングから同隊レスキューの車両なのが判る。
大規模災害時における救助活動の拠点になる車両なのだろうか。
被災地に入る救助隊は自身の補給は自己完結しなくてはならない。
その為の車両にも見える。実際はなんだろね。
上空を道警ヘリ4機が行く。残念ながら、今回は地上展示は無し。
これは行進視閲後に控える会場横の駐車場。リハを繰り返して
いる時は、ここと会場を参加車両がグルグルと回りだす。
前日リハの際の同地。
こちらも前日。会場の裾で行進を待つ自ら隊。
交機。
同じくバックヤードでの光景。式開始までまだまだ時間に余裕がある頃。
当日リハに臨む第二機動隊。
高速隊。
式終了後での展示にて。
かっこいいなぁ、CB1300P。
隊員の方にも色々お話しを聞かせてもらう事ができたそうだ。
いいですなぁ。
テレビ局の方も白バイに乗って大はしゃぎ。パトカーと違って違反
しても白バイには乗れないからね。気持ち判るよ。
場合によっては何故か撮影をお断りされてしまうストップメーター。
今回は全く問題無し。この機械のお世話にならないようにしたいものだ。
安全運転、道交法順守だ。
鈍く光るエキマニ。きっちり磨きこまれている。手入れが行き届いて
おります。
ここからは式典最大の見所の一つとも言える、白バイ隊による走行
展示を見ていこう。この時、会場では音楽隊が演奏中。その後に
白バイ隊の出番だ。
昨日は雨の中でのリハーサル、訓練だった。何度も書いているが、
当日は晴れて何より。
会場ゲート前で待機。
出発数十秒前。
エンジン始動。先頭の隊員がしんがりの隊員に目配せをする。右手を
挙げて「よし」の合図。
スタート。そう、ここからがスタートだ。
前日のリハーサル、訓練通りの寸分たがわぬ動きを見せる。今回の
BGMは Truth / T-Square だ。
衝突寸前でラインをクロスさせる。強烈な速度で横切っていく。
白バイ2台の影と影の間隔に注目。
観客からも感嘆の声が上がる。大音量で流れるTruth、そして
CB1300Pのエンジン音。これはヤバい。
普段の取締りでは1台によって行われる事が多いが、このように
チームワークも一流。やること成すことイチイチかっこいいのな。
背筋を伸ばし、ニーグリップしているので涼しげにバンクしている
ように見えるが、地面と傾いた車体の距離を見るとこりゃすげぇや
ってなる。
かっこいいなぁ。公道で出くわすのとはまるで受ける印象が違う。
スローで縦列走行する白バイの間を偶数番代の白バイがスラローム
していく。
高速スラロームする隊員の腕も凄いが、一定の間隔で水平を保ち
走行する縦列班の腕も凄い。
強烈なバンクによって陽光に反射するエキゾーストパイプ。
いよいよフィナーレ。
V字隊形に整列しての敬礼。いや、イイ物を見させて頂きました。
拍手の中、会場を後にする白バイ。前日のリハからここまで
バッチリ決まってました。